2015.07.20
キールロワイヤル -カクテルレシピのノウハウ-
皆さん、こんにちは。
4MIX COCKTAILです。
今回は、「キールロワイヤル」のカクテルレシピをご紹介します。
このカクテルは食前酒向きです。
キールロワイヤルのレシピは、カシス(黒すぐり)のリキュールにシャンパンで割るだけの
カクテルとなるため、ご自宅でも気軽に楽しめます。
味わいとしては、ほぼ辛口でシャンパンの気泡をのど越しに感じる中、
カシスリキュールの風味を少し足すことで深紅の色合いが印象的なカクテルです。
キールロワイヤルのアルコール度数は使うお酒の度数によりますが12~15度くらいです。
ワインベースのキールロワイヤル (kir Royal)
このカクテルは、ワインベースとなっています。
シャンパンを使ったカクテルは食前酒向けのものが多いですが、
このキールロワイヤルもその代表的なひとつです。
白ワインで作るキールのバリエーションとしても知られています。
キールロワイヤルに使うシャンパンは、主に辛口(ブリュット)のタイプを使用します。
シャンパンが無ければスパークリングワインで代用しても大丈夫ですが、
ここではカクテル名の意味合いからもフランスのシャンパーニュ地方でつくられた
シャンパンで作るのがふさわしいです。
キールロワイヤルのカクテル名の由来とは?
ウィーンにお店を構える「インターナショナル」のフーベルト・ドヴォルシャック氏が、
キールロワイヤルのカクテルを創作したと言われています。
由来となるキールロワイヤルの「ロワイヤル」は、
フランス語で「王の」もしくは「王室」という意味があります。
また、キールというカクテルの白ワインをシャンパンにすることで
贅沢なカクテルとなるのがキールロワイヤルです。
そういう事から、
キールロワイヤルは「王室のキール」という意味を持っています。
キールロワイヤルの作り方について
キールロワイヤルの作り方はビルドで作ります。
2種類のみの材料で手軽につくれますので、カクテル作りでは初心者向けといえます。
【用意するもの】
- カシスリキュール(代表的な銘柄はルジェのクレームドカシス)
- シャンパン(※スパークリングワインで代用可)
- シャンパングラス (※背の高いフルート型)
- バースプーン (無くてもOK)
【作り方のレシピ】
材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)
- シャンパングラスにカシスリキュール10mlを注ぎます。
- シャンパン120mlを泡立たないようゆっくりとグラスに満たします。
- バースプーンで1回転ステアしたら、出来上がり。
※作り方によっては先にシャンパンを注いでから、後でカシスリキュールを入れる
キールロワイヤルの作り方もあります。
※カシスリキュールの分量はお好みで調整してください。
さらに美味しく楽しむ方法!
1. 氷を一切使わないためシャンパンは適切な温度で冷やしておきます。
2. シャンパングラスも薄くグラスがくもる程度に冷やしてもいいですが、冷やさなくてもOKです。※その理由とは? >> シャンパングラスとワイングラスは冷やすのか?
3. シャンパンはなるべく気泡が生きている状態のものが良いため、その場で開けたものを使います。開栓した後は、シャンパンストッパーという道具を付けて日持ちさせます。
【キールロワイヤルからのバリエーション】
・カシスリキュールをフランボワーズリキュールに変えると 「キールアンペリアル」に!
・カシスリキュールをブルーキュラソーリキュールに変えると 「シャンパンブルース」に!
・カシスリキュールをオレンジジュースに変えると 「ミモザ」という名のカクテルに!
・シャンパンを白ワインに変えて作ると「 キール」という名のカクテルに!
最後に
キールロワイヤルのカクテルはパーティードリンクとしてもふさわしいカクテルです。
しかし中には、アルコールが苦手な方もいるかと思います。
そんな時、キールロワイヤルをノンアルコールで楽しむことができます。
レシピはノンアルコールのシャンパンに、
カシスリキュールをモナン社のカシスシロップに変えることで、
お酒が飲めない方でも食前酒として、キールロワイヤルのノンアルコール版を楽しめます。
他に「偽物のキールロワイヤル」という意味を持った、
ノンアルコールカクテルの「フォーキールロワイヤル」もあります。
今回はカクテルのキールロワイヤルをご紹介いたしました。
それでは、また。
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2015年7月20日 14:00 カテゴリー: カクテル