ブルドック -カクテルレシピのノウハウ-  BLOG

2015.04.21

ブルドック -カクテルレシピのノウハウ-

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皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は、「ブルドック」のカクテルレシピをご紹介します。

 

このカクテルはウォッカとグレープフルーツジュースを揃えるだけで、

たった2つの材料で素人でも簡単に作れてしまうカクテルです。

ブルドックはカクテルの味わいとしてもさっぱりとして初心者向けです。

 

 

 

ウォッカベースのブルドック (Bulldog)

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

 

グラスの口回りに塩を付けてあるのが、「ソルティードック」というカクテルですが、

そのスタンダードカクテルでもあるソルティードックの塩なしバージョンが「ブルドック」です。

 

他の呼び方として「テールレス・ドッグ」もしくは「グレイハウンド」とも呼びます。

しかしBARでは、カクテル名としてブルドックが1番認知された呼び方となっています。

 

 

日本ではブルドックを一般的に、塩なしのソルティードックのことを指します。

つまり、レシピでいえばウォッカをグレープフルーツジュースで割ったカクテルです。

 

しかし、国によってはブルドックの捉え方は違っています。

アメリカやカナダの国では、レシピが異なるショートスタイルの「ブルドック」を指し、

ヨーロッパの方では、「ブルドックハイボール」というカクテルのレシピを指します。

 

 

 

 ブルドックのカクテル名の由来とは?

 

塩なしのソルティードックには別名として、

 

ブルドック(尻尾がない犬)

テールレス・ドック(尻尾が短い犬)

グレイハンド(尻尾を足の間に入れて走る犬)

といったように、それぞれ似通った意味があります。

 

これらの意味合いと、カクテルのレシピ内容から

塩なし=尻尾なしを掛けたことがネーミングの由来ではないでしょうか。

 

 

 

 ブルドックの作り方について

 

今回はシンプルに、2つの材料で作れるレシピをご紹介します。

ちなみに前述にもお伝えしましたが、

ブルドックは国によってどのレシピを指しているのか異なります。

 

 

ブルドックを指しているレシピは日本の場合、

ウォッカ+グレープフルーツジュース(ロングカクテル)

 

アメリカ・カナダの場合、

ラム(ホワイト)+チェリーブランデー+ライムジュース(ショートカクテル)

 

ヨーロッパの場合、

ジン+オレンジジュース+ジンジャエール(ロングカクテル)

 

 

 

 

【用意するもの】

  • ウォッカ
  • グレープフルーツジュース
  • コリンズグラス  (もしくは10オンスタンブラー)
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)
  • メジャーカップ (無くてもOK)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. コリンズグラスに氷を入れます。
  2. 次にウォッカを45ml入れます。
  3. グレープフルーツジュースを適量注ぎます。
  4. 材料が混ざるようにステアして出来上がり。

 

 

 

※ショートカクテルで作るブルドックのレシピをご紹介しておきます。

「ブルドック (ショートタイプ)」

チェリーブランデー 30ml
ラム(ホワイト) 20ml
ライムジュース 10ml

 

レシピの分量からすると、きつめのカクテルですね・・・

ショートカクテルのブルドッグはアルコール度数が約25度となります。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ウォッカは予め冷蔵庫で冷やしたものを使うのがポイントです。

 

2. グレープフルーツジュースは生で絞ったもので作ると一層楽しめます。

(ピンクグレープフルーツジュースで仕上げるのもありです。)

 

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(お酒が弱い方ならウォッカの量を減らし分量を調整します)

 

 

 

【ブルドックからのバリエーション】

・グラスの縁に塩を付けると、「ソルティードック」というカクテルに!

・グレープフルーツジュースをオレンジジュースに変えると「スクリュードライバー」

・グレープフルーツジュースをアップルジュースに変えると「ビッグアップル」

・グレープフルーツジュースをアマレットに変えると「ゴットマザー」

・元のレシピにクランベリージュースを加えると、「シーブリーズ」というカクテルに!

 

 

 

 

 

最後に

 

ソルティードックを楽しみたい場合に、

グラスの縁に付いている塩がどうしても苦手な方は、

塩なしスタイルの「ブルドック」を頼むと安心して楽しむことができます。

 

 

また、ブルドックにはショートカクテルのレシピもありますので

お店で注文するときには注意が必要です。

しかし、「ブルドックください」とオーダーしたとき大体のお店は、

ウォッカにグレープフルーツジュースで割ったものを提供されると思いますが・・・

 

 

 

今回はカクテルのブルドックをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

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2015年4月21日 15:00 カテゴリー: カクテル

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