【 4MIX COCKTAIL 】 BLOG      

2017.02.02

マミーテイラー -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「マミーテイラー」のカクテルレシピをご紹介します。

 

ウィスキーを使ったカクテルは、普段お酒に飲み慣れていない方にとって

大人向けのカクテルとしてイメージを持たれるかもしれません。

ただマミーテイラーは、そのイメージをいい意味で裏切るカクテルです。

 

マミーテイラーとは、スコッチウィスキーをお酒のベースとして、

ライムジュースとジンジャーエールで作るロングドリンクのカクテルです。

 

味わいは、スコッチウィスキーと相性の良いジンジャーエールに

ライムの酸味で全体の味わいを引き締め、口当たりの良い爽快感のあるカクテルです。

 

マミーテイラーのアルコール度数は約13~15度ほどのカクテルです。

 

 

 

ウィスキーベースのマミーテイラー (MAMIE TAYLOR)

 

このカクテルはウィスキーベースのカクテルです。

 

ウィスキーに挑戦してはみたいけど、いきなり始めるには・・・という方には

まずはジンジャエールで割って慣らしていく飲み方もあります。

その最初の入口としてお薦めできるのがマミーテイラーのカクテルです。

 

マミーテーラーのカクテルに使用するウィスキーは

スコットランドで生産されているスコッチウィスキーを使います。

ただ、スコッチウィスキーといっても3つのタイプに分かれていますので

モルトウィスキー等ではなく「ブレンデッドウィスキー」のタイプで作ります。

 

 

 マミーテイラーのレシピについて

 

マミーテイラーはスコッチウィスキーとジンジャーエール、

そして、ライムジュースのレシピで作るカクテルですが、

ライムジュースではなく、レモンジュースを入れるレシピもあります。

 

マミーテーラーを紹介されているレシピ内容によっては、

レモンジュースの分量が20mlとされているレシピもありますが

この分量ですと、レモンは酸味が強いため少し多いと感じます。

 

ただ、個人の好みによる差があるため難しい点ではありますが、

味のバランスを取るには45mlのスコッチウィスキーに対して

ライムジュースと同様にレモンジュースを15mlほどか、

レモンの酸味によっては10mlほどの分量で作ることで

全体的な味わいのバランスが取れると思います。

 

 

 

■ ジンジャーエールについて ■

 

ジンジャーエールはメーカーによって味わいの辛さに特徴が違います。

例えばウィルキンソンのジンジャーエールには刺激のある辛口タイプと

甘口寄りで飲みやすい普通のタイプのものがあります。

 

辛口タイプは口に含む瞬間、むせてしまうかもしれませんが

生姜の風味が効いているのが特徴です。

甘口タイプは生姜の風味に甘さが加わって飲み易いのが特徴です。

 

また最近では自家製のジンジャーエールで提供するBARもあり、

割るジンジャーエールによってマミーテイラーの味も変わります。

 

 

 マミーテイラーのカクテル名の由来とは?

 

マミーテイラーの名前の由来となったのは、

ニューヨークのブロードウェイでオペラ歌手として活躍されていた

「マミーテイラー(Mamie Taylor)」という女性の名前から付けられた説があります。

 

また、その「マミーテイラー」のカクテルを考案したのは、

当時、ニューヨークで腕を振るっていたバーテンダーの

ビル・スターリット(Bill Sterritt)が1899年に創作したとされ、

ブロードウェイで大活躍していたマミーテイラーに捧げられたとされています。

 

ブロードウェイといえば、オペラ座の怪人やライオンキングなど

名高い有名なミュージカルが公演されていることで知られています。

 

そこのステージを目指し多くのパフォーマーたちの憧れとなっていますが

そういった意味ではマミーテイラーのカクテルは、

世界で活躍を夢見るパフォーマーたちに捧げたいカクテルです。

 

 

 

 

 マミーテイラーの作り方について

作り方はグラスで直接作るため、カクテルの道具は必要なく簡単に作れます。

 

マミーテイラーに使う材料はベースのお酒となるスコッチウィスキーと

ライムジュース、そしてジンジャーエールです。

スコッチウィスキーはベースとして向いているブレンデッドタイプのものを使います

 

 

【用意するもの】

  • スコッチウィスキー(ブレンデッド)
  • フレッシュライムジュース(市販でも可)
  • ジンジャーエール
  • コリンズグラス(またはタンブラーグラス)
  • バースプーン (スプーンで代用可)

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. コリンズグラスに氷を入れます。
  2. 次にスコッチウィスキーを45ml入れます。
  3. ライムジュースを15ml入れます。
  4. ジンジャーエールを適量注いで満たします。
  5. バースプーンで炭酸が抜けないように軽く混ぜます。
  6. 出来上がり♪

 

※ジンジャーエールを注ぐ際は、ゆっくりと氷にあてずに注ぎます。

※お好みでカットしたライムを絞り入れてもOK

 

 

 

■ 別名「スコッチバック」のバック とは?■

 

ライムジュースではなくレモンジュースを使うレシピにした場合

マミーテイラーには「スコッチバック」という別名があります。

カクテル名の後ろに「○○バック」と付くカクテルは、

他にも代表的なものとして「ジンバック」や「ラムバック」などがあります。

 

この「バック(BUCK)」とは主にカクテルのスタイルの1つで、

各スピリッツにレモンジュースとジンジャーエールで作るスタイルのレシピです。

 

従って、レモンジュースで作るレシピのときは

マミーテイラーのベースとなるスコッチウィスキーを

他のお酒にベースを変えると以下のカクテルになります。

 

<ベース+レモンジュース+ジンジャーエール>

ジンに変えた場合「ジンバック」になり、

別名を「マミーズ・シスター」と呼びます。

 

ラムに変えた場合「ラムバック」になり、

別名を「スージー・テイラー」と呼びます。

 

バーボンに変えた場合「バーボンバック」になり、

別名を「マミーズ・サザン・シスター」と呼びます。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ジンジャーエールは予め冷やしておきましょう。

2. ジンジャーエールの銘柄を変えて作ると味わいの変化を楽しめます。

3. アルコールの強弱はウィスキーの量を調整し、お好みで♪

 

※アルコールを更に強めにしたい場合

スコッチウィスキーの量を45mlから60mlにして作ると

マミーテーラーのアルコール度数は約17度前後まで上がります。

 

 

【マミーテイラーからのバリエーション】

・スコッチウィスキーをウォッカに変えると「モスコミュール」に!

・スコッチウィスキーをテキーラに変えると「メキシカンミュール」に!

・スコッチウィスキーをテキーラとカシスに変えると「エル・ディアブロ」に!

・ジンジャーエールとライムジュースをドランブイに変えると「ラスティ・ネイル」に!

 

 

 

最後に

上記では、マミーテイラーのバリエーションをご紹介しましたが、

カクテルには、そのレシピに「別の材料」を足すだけで

他のカクテルが作れてしまうものが多くあります。

 

例えば、マミーテイラーには3つの材料が使われますが、

レモンバージョンのレシピで作るとして、

そこにシュガーシロップと、アンゴスチュラビターズを足すことで

「ハイランドクーラー」というカクテルが簡単に作れてしまいます。

 

カクテル作りを覚えたいという方は、

このようにカクテルの種類が作れる幅を増やしてみてはいかがでしょうか。

 

 

今回はカクテルのマミーテイラーをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

 

2017年2月2日 16:45 カテゴリー: カクテル

2017.01.30

マタドール -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「マタドール」のカクテルレシピをご紹介します。

 

テキーラの代表的なカクテルの1つにマタドールがあります。

マタドールのレシピは無色透明タイプのテキーラをベースに、

パイナップルジュースとライムジュースをシェイクして作るロングドリンクです。

 

「テキーラ」というとクセのあるイメージを持つかもしれませんが、

味わいはパイナップルの甘味とライムの酸味がフルーティで甘酸っぱく

そこにシェイクをして仕上げるため、口当たりの良いカクテルとなります。

 

マタドールのアルコール度数は約13度前後でカクテルの中ではやや低めです。

 

 

テキーラベースのマタドール (Matador)

 

このカクテルは、テキーラベースとなっています。

 

テキーラは4大蒸留酒のひとつです。

4大蒸留酒は「ジン」「ウォッカ」「ラム」「テキーラ」のことを指しています。

また蒸留酒はスピリッツと言い、「4大スピリッツ」とも呼ばれています。

 

そんなテキーラにはホワイトテキーラと、ゴールドテキーラがあります。
これは熟成期間によってタイプ別に分類されています。

 

ホワイトテキーラは「テキーラ・ブランコ」とも呼ばれますが、

熟成させていないものか、1ヶ月ほど熟成させたものを言います。

 

ゴールドテキーラは「テキーラ・レポサド」と「テキーラ・アネホ」があり

レポサドは、オーク樽で2ヶ月ほど熟成させたもの。

アネホは、オーク樽で1年以上熟成させたものを言います。

樽熟成をさせているため黄金色か琥珀色に色が付いています。

 

ではマタドールに使うテキーラはどのタイプを使用するかといいますと、
ホワイトテキーラ(ブランコ)と呼ばれる無色透明の方を使います。

何かしらの理由でゴールドタイプを使うお店もあると思いますが、

マタドールのカクテルに限らずテキーラはホワイトが主に使われます。

 

 

 

 

 マタドールのカクテル名の由来とは?

 

マタドールとはスペイン語で「闘牛士」という意味です。

正式にはトレーロ・マタドールと言います。

 

闘牛士は牛と闘う競技においてムレータという赤い布を持ち、

突進してくる牛に身をかわしながら、最後の場面で槍を刺します。

その命懸けで闘う勇敢な姿は、まさに闘牛場の主役といえます。

 

そういった意味では、何かに対して果敢に挑んでいる方へ

贈りたくなるようなカクテルがマタドールです。

 

また、馬にまたがっている闘牛士を「ピカドール」と呼びます。

こちらは「ピカドール -カクテルレシピのノウハウ-」でご紹介しています。

 

 

■ マタドールが発祥したのは?■

 

「マタドール」とカクテルの名前が付いた由来については

伝えられている諸説が定かではないため、現在のところ不明です。

 

また、マタドールのカクテルが生まれた発祥については

スペインの伝統文化でもある闘牛つながりで

スペインのように思われるところですが、実際は不明です。

 

ただ、マタドールはメキシコで生まれたカクテルとも言われています。

これはベースとなるお酒がテキーラを使うということもあり、

テキーラはメキシコが原産国というのが背景にあるからでしょうか。

 

 

 

 マタドールの作り方について

 

 

マタドールで用意する材料のレシピは3つです。

テキーラのお酒、パイナップルジュース、ライムジュースです。

 

作り方に関しては、カクテル道具の「シェーカー」が必要となります。
また、カクテルシェーカーを振る技術も必要です。

ただマタドールはシェーカーを使わないでグラスで直接作ることもできますが、

口当たりの滑らかさの部分でその味わいが違ってきます。

 

 

【用意するもの】

  • ホワイトテキーラ(ブランコ)
  • パイナップルジュース (フレッシュでも可)
  • ライムジュース (フレッシュでも可)
  • オールドファッションドグラス (またはロックグラス)
  • カクテルシェーカー
  • バースプーン (無ければスプーンで代用)
  • メジャーカップ(無ければ計量カップで代用)

 

 

【作り方のレシピ】

材料をカクテルシェーカーに入れ、シェイクして作ります。

(シェークという作り方)

 

  1. シェーカーにテキーラを30ml注ぎます。
  2. パイナップルジュースを45ml注ぎます。
  3. ライムジュースを10~15ml注ぎます。
  4. 軽く混ぜます。
  5. グラスに大きめの氷を入れます。
  6. シェーカーに氷を入れてシェイクします。
  7. グラスに材料を注いだら出来上がり。

 

※グラスに入れる氷については大きめの氷や丸氷が最適です。

またシェイクした後の氷をそのままグラスに入れても大丈夫です。

 

 

◆フレッシュジュースで作るときのポイント

フレッシュのパイナップルやライムジュースを使って作る時は、

甘味と酸味のバランスを調整します。

 

なぜなら生のパイナップルやライムのフルーツを扱う際は、

そのフルーツが採れた産地や品種、完熟具合などによって

果汁にした時の味が違ってきます。

 

そのため、フレッシュのジュースを絞った場合は必ず

味を下見して甘味や酸味のバランスを分量で調整する必要があります。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. テキーラやジュース類の材料は予め冷やしておくと良いでしょう。

2. ジュース類は生のフルーツを絞りフレッシュで仕上げると一層楽しめます。

3. 生のパイナップルを絞るときはハンドジューサーやサラシなどで果汁を出します。

 

 

 

【マタドールからのバリエーション】

下記は、マタドールのレシピから一部の材料を変えると他のカクテルになります。

 

■ テキーラとライムジュースはそのままで

<パイナップルジュースだけを変更する>

 

・コーラに変えると「メキシコーラ」

・クランベリージュースに変えると「マリアテレサ」

・グリーン・ぺパーミントに変えると 「モッキンバード」

・コアントローに変えると「マルガリータ

 

 

■ テキーラとパイナップルジュースはそのままで

<ライムジュースだけを変更する>

 

・グレナデンシロップに変えると「メキシカン」

・レモンジュースとグレナデンシロップに変えると「テカドール」

・グリーン・ペパーミントとガリアーノに変えると「エバーグリーン」

 

 

■ テキーラはそのままで

<パイナップルジュース&ライムジュースを変更する>

 

・オレンジジュースとグレナデンシロップに変えると「テキーラサンライズ

・オレンジジュースとシュガーシロップに変えると「アンバサダー」

・グレープフルーツジュースとトニックウォーターに変えると「パロマ」

・グレープフルーツジュースとレモンジュースに変えると「コンチータ」

・ライムジュースを除き、コーヒーリキュールに変えると「ピカドール

 

 

 

最後に

 

パイナップルジュースの材料を使ってシェイクした場合、

グラスに注ぎ入れた時、白い細かな泡が立ちます。

これはシェークする際、液体に空気が含まれるため気泡となります。

 

この気泡がテキーラのアルコールっぽさを和らげています。

そのため気泡を含んでいるのは口当たりがマイルドになっている証拠でもあります。

 

マタドールはグラスで直接作るビルドという作り方もできますが、

シェイクしない分、滑らかさを感じない味わいに仕上がります。

この作り方を用いるかは味わいの好みで使い分けてみてはいかがでしょうか。

 

今回はカクテルのマタドールをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

2017年1月30日 16:00 カテゴリー: カクテル

2017.01.15

バックスフィズ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「バックスフィズ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

バックスフィズとはオレンジジュースをシャンパンで割るロングドリンクのカクテルです。

 

主なレシピはミモザというカクテルに使う材料と同じですが、

バックスフィズの場合はシャンパングラスではなく、

タンブラーグラスを使い、氷を入れて仕上げる作り方です。

 

味わいはさっぱりとして飲みやすいカクテルとなります。

またバックスフィズのアルコール度数は約6~8度とやや弱めです。

 

 

 

シャンパンベースのバックスフィズ(BUCKS FIZZ)

 

このカクテルはワインベースの中に分類されます。

シャンパンかスパークリングワインを使ったカクテルとなります。

 

バックスフィズはご存知の方もいるかと思いますが

シャンパンカクテルとして有名な「ミモザ」の別名として紹介されます。

 

ただバックスフィズとミモザは使う材料が同じでも

レシピの内容や分量の割合は少し異なりますので

別物のカクテルとして考えてもいいかもしれません。

また使うグラスも異なるため、シャンパンの量にも違いがあります。

 

別名のあるカクテルとしてバックスフィズとミモザは

同じシャンパンカクテルで「フレンチ75」というカクテルに似ています。

このカクテルも「ダイヤモンドフィズ」という別名がありますので

そういった意味では似たような関係のカクテルと言えます。

 

 

 

 

 バックスフィズのカクテル名の由来とは?

 

バックスフィズは1921年に創作されたカクテルです。

生まれたのはイギリスのロンドンが発祥となります。

 

「バックス・クラブ」という社交クラブの店名から名付けられ

メニュー化して売ったのがバックスフィズのカクテル名の由来です。

 

ちなみにバックスフィズの「フィズ」とは、

ベースとなるお酒にレモンなどの酸味とシロップなどの甘味を、

シェイクしてソーダで割ったスタイルの作り方です。

 

創作したのは、そのバックス・クラブ(The Buck’s Club)に勤めていた

バーテンダーのパット・マクギャリー氏によって作られたカクテルです。

 

当時の創作意図ととして

早い時間帯からでもお酒を飲みたいお客様のために、

周囲から見てもジュースを飲んでいるかのように見せるために

考慮して作ったのが始まりと伝えられています。

 

 

 

■ バックスフィズとミモザが先に生まれたのは? ■

 

バックスフィズはミモザのもう1つの別名でもある

「シャンパン・ア・ロランジュ」をアレンジして作られたと伝えられています。

 

ではここで、ミモザとバックスフィズとでは、

どちらが先に誕生したカクテルと言えるのでしょうか?

 

伝えられている説から言えば、

1921年にイギリスでバックスフィズが生まれ、

1925年にフランスでミモザが生まれている点から(異説もあり)

バックスフィズの方が先に誕生していたと言えます。

 

ただ、初めからミモザという名でイギリスに渡り

ミモザのアレンジとしてバックスフィズが誕生した説もあることから

はっきりとしたことは不明で明確ではありません。

 

どちらにしてもイギリスでは「バックスフィズ」と呼ばれ、

フランスでは「ミモザ」の名称で呼ばれ親しまれているのは確かです。

 

 

 

 バックスフィズの作り方について

バックスフィズのレシピはオレンジジュースをシャンパンで割る作り方です。

 

レシピによってはカクテル名に「フィズ」と付きますので

グレナデンシロップやレモンを加えて作るレシピもあります。

 

バックスフィズの分量の割合は同じ量で割ったりしますが、

基本はグラスに対してシャンパンとオレンジジュースが2:1の比率です。

 

 

【用意するもの】

  • シャンパン(スパークリングワインでも可)
  • オレンジジュース
  • オレンジスライス(無くても可)
  • タンブラーグラス
  • バースプーン (無くても可)

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. タンブラーグラスに氷を入れます。
  2. オレンジジュースをグラスに60ml入れます。
  3. 次にシャンパンを氷にあてないで注ぎ、満たします。
  4. バースプーンで軽く混ぜます。
  5. お好みでオレンジスライスを飾って出来上がり♪

 

※シャンパンではなくスパークリングワインでもOK

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

※シャンパンを注ぐ際は、泡立ちに気をつけてゆっくり入れます。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. シャンパンやオレンジジュースは予め冷やします。

2. シャンパンやスパークリングワインはブリュット(辛口)を用意!

3. フレッシュのオレンジジュースで作ると更に楽しめます。

4. アルコールの強弱はシャンパンの量を調整し、お好みで♪

 

 

 

【バックスフィズからのバリエーション】

・既存レシピにレモンジュースとグレナデンシロップを加えると「バルボタージュ」

・オレンジジュースをブルーキュラソーに変えると「シャンパンブルース」に!

・オレンジジュースをカシスリキュールに変えると「キールロワイヤル」に!

・オレンジジュースをピーチネクターに変えると「ベリーニ」に!

・シャンパンをウォッカにに変えると「スクリュードライバー」に!

 

 

 

最後に

バックスフィズはミモザと違って氷を入れる分、

時間が経過すると共に氷が溶けてアルコールが薄まってきます。

その為、ロングドリンクですが早めに飲み干した方が良さそうですが、

逆にお酒が弱い方には時間を掛けて飲んで頂くのが良いかもしれません。

 

ある程度、時間を掛けて頂くことでアルコールも薄まっていくため

味わい的には最後までしっかりと楽しむことは難しいのですが、

お酒の弱い方やお酒の席で酔うのを抑えたい場面にはおすすめです♪

 

2つのカクテルはアルコール度数が低く、対して差はありませんが

ミモザよりも氷の入ったバックスフィズを注文することで

場面によって飲み方の使い分けをするのも良いと思いますよ。

 

 

 

今回はカクテルのバックスフィズをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

photo by: Thomas Tolkien

 

2017年1月15日 15:55 カテゴリー: カクテル

2017.01.11

ミモザ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ミモザ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

シャンパンを使ったカクテルで代表的なのはミモザです。

そのミモザのレシピに使う材料はオレンジジュースとシャンパンのみです。

 

味わいはオレンジジュースの酸味とシャンパンの泡が清涼感を演出し、

レストランの場面でも食前酒としてお薦めしやすいカクテルです。

 

グラスに同じ分量ずつを注いで作るため、作り方も非常に簡単です。

ミモザのアルコール度数は約6~7度と比較的弱めのカクテルです。

 

 

 

シャンパンベースのミモザ (MIMOSA)

 

このカクテルはシャンパン(スパークリングワイン)をベースにしたカクテルです。

カテゴリーでいうとワインベースの中に分類されて紹介されます。

 

BARの中でもミモザはシャンパンカクテルとして、

ベリーニやキールロワイヤルと並んで人気のあるカクテルです。

 

ミモザは小さな房が特徴的な花の名前です。

カクテルの名前には他にも花をイメージさせるものがたくさんあります。

 

オレンジブロッサムやホワイトローズ、シクラメンなどがあり、

これらは主に花をイメージしたショートドリンクのカクテルとなります。

ミモザはその中でもロングドリンクのカクテルになります。

 

 

 

 

■ ミモザのカクテルが生まれたのは? ■

 

ミモザはフランスのパリが発祥地です。

1925年に「ホテル・リッツ・パリ」にあるバーで創作されたカクテルです。

 

ただ「ミモザ」と呼ばれる前に19世紀頃のフランスでは

オレンジジュースをシャンパンで割ったお酒は既に飲まれていました。

 

その当初の名称は「ミモザ」という名前ではなく
「シャンパン・ア・ロランジュ(Champagne à l’orange)」という別名です。

つまり、「オレンジ入りのシャンパン」という意味になります。

 

シャンパン・ア・ロランジュは特に上流階級の地位ある層たちの間で、

贅沢なドリンクとして貴族たちに愛されていたと伝えられています。

 

この飲み方が生まれた説として

「炭酸が強すぎる」とシャンパンを試飲した女性が

メーカーに指摘したのをきっかけに

その場でオレンジを絞ったフレッシュの果汁をシャンパンに足したことが

誕生のきっかけとなった説もあるようです。

 

 

 ミモザのカクテル名の由来とは?

 

ミモザはオレンジジュースにシャンパンを使用することから

「世界で最高に贅沢なオレンジジュース」や

「世界で最高級のオレンジジュース」等といった表現をされます。

 

カクテル名である「ミモザ」は花の名前ですが、

春から初夏の季節にかけて黄色い小さな花を咲かせます。

 

カクテルの名前として付けられたのは、

シャンパンとオレンジジュースを混ぜ合わせたカクテルの色が

ミモザの花の色に似ているところからカクテル名の由来になりました。

 

 

 

 

ミモザは別名として「シャンパン・ア・ロランジュ」の他に

「バックスフィズ」とも呼ばれます。

 

ちなみに日本ではシャンパンではなくスパークリングワインを使うこともあるため

その場合はシャンパン・ア・ロランジュと呼ぶことはできません。

 

また実際の呼び方として広く認知されているのは、

ミモザという名称で呼ばれているのが一般的です。

 

 

 ミモザの作り方について

ミモザは2つの材料を混ぜるだけで簡単に作れます。

シャンパンはスパークリングワインで代用しても大丈夫です。

どちらも辛口(ブリュット)タイプのものを使います。

 

ミモザの分量の割合は、シャンパンとオレンジジュースを同量で割ります。

 

 

【用意するもの】

  • シャンパン(スパークリングワインでも可)
  • オレンジジュース
  • オレンジスライス(無くても可)
  • フルート型シャンパングラス
  • バースプーン (無くても可)

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. オレンジジュースをグラスに半分の1/2入れます。
  2. 次にシャンパンを1/2注いで満たします。
  3. バースプーンを1~2回転させて軽く混ぜます。
  4. お好みでオレンジスライスを飾って出来上がり♪

 

※シャンパンではなくスパークリングワインでもOK

※シャンパンを注ぐ際は、泡立ちに気をつけてゆっくり入れます。

※混ぜた後にオレンジピールを絞って香りづけする場合もあります。

 

 

 

■ ミモザの別名「バックスフィズ」 とは?■

 

ミモザの別名はシャンパン・ア・ロランジュと呼びますが

イギリスでは「バックスフィズ」と呼びます。

 

バックスフィズはイギリスのロンドンにある

クラブの店名から付けられたカクテルです。

 

店名である「バックス・クラブ」が

シャンパン・ア・ロランジュをアレンジして

メニューで売り出したのが由来です。

 

 

【レシピ】

  • オレンジジュース 60ml
  • シャンパン(スパークリングワイン) 適量
  • オレンジスライス(お好みで飾る)

 

バックスフィズの場合、ミモザと比べて違う点は2点です。

・タンブラーグラスを使用する。
・氷を入れます。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. シャンパンやオレンジジュースは予め冷やしておきましょう。

2. オレンジを絞り、フレッシュジュースで作ると更に楽しめます。

3. アルコールの強弱はシャンパンの量を調整し、お好みで♪

 

 

 

【ミモザからのバリエーション】

・オレンジジュースをグレープフルーツジュースに変えると「ホワイトミモザ」に!

・オレンジジュースをブルーキュラソーに変えると「シャンパンブルース」に!

・オレンジジュースをカシスリキュールに変えると「キールロワイヤル」に!

・オレンジジュースをピーチネクターに変えると「ベリーニ」に!

・シャンパンをウォッカにに変えると「スクリュードライバー」に!

 

 

 

最後に

シャンパンを使わなくてもスパークリングワインで充分に楽しめるミモザですが、

シャンパンは苺や桃などのフルーツと非常に相性がいいお酒です。

フルーツ系のジュースやリキュールも使って楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

またミモザのノンアルコール版として楽しみたい場合は、

オレンジジュースにデュック・ド・モンターニュなどを使用することで

お酒に弱い方や控えている方にも、お楽しみ頂けますよ♪

 

 

今回はカクテルのミモザをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

2017年1月11日 11:11 カテゴリー: カクテル

2016.12.11

シャンパンブルース -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「シャンパンブルース」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

カクテルの楽しみ方の1つとして「色彩」があります。

色鮮やかなで美しい青色をしたシャンパンブルースは、

その色彩で楽しむことができるカクテルの1つです。

 

シャンパンブルースのレシピは非常にシンプルな作り方で、

シャンパン(スパークリングワイン)と少量のブルーキュラソーだけで作ります。

ただ、このカクテルは最後の仕上げとして、

レモンの皮を適度にカットしたレモンピールで香り付けをします。

 

シャンパンブルースのアルコール度数は約11~13度で食前向きのカクテルです。

 

 

 

シャンパンベースのシャンパンブルース

 

このカクテルは、シャンパンベースとなっています。

 

青い色をしたカクテルには「スカイダイビング」や

「ブルーハワイ」「チャイナブルー」といったカクテル等があります。

 

その中でも青い色のカクテルとしてシャンパンブルースは

鮮やかなブルーが印象的で、つい見とれてしまうほど綺麗なカクテルです。

 

シャンパンブルースを作ろうとするとき初心者の方でも簡単に作れますが
香りづけに使うレモンピールの扱い方には少し慣れが必要です。

またシャンパンブルースの特徴でもある青色を出すために

色付けに使うブルーキュラソーの入れ過ぎに注意して作ります。

 

 

 シャンパンブルースのカクテル名の由来とは?

 

シャンパンブルースと名付けられたカクテル名の由来は、

1979年に出版された小説の題名となっている

「シャンパンブルース(CHAMPAGNE BLUES)」から名付けられました。

日本では1985年に翻訳されたものが発売されています。

 

このシャンパンブルースを書いた小説の著者は、

ナン・ライアンズ&アイヴァン・ライアンズ(Nan&Ivan Lyons)という

夫婦の小説家によって書き上げられたものです。

 

「シャンパンブルース」のカクテルについては、

その小説がアメリカでベストセラーになったのをきっかけに誕生しました。

 

 

 シャンパンブルースの作り方について

 

シャンパンブルースの分量の割合は、シャンパン9:ブルーキュラソー1です。

 

シャンパンブルースの作り方で特に難しいことはありませんが、

大体、ブルーキュラソーを後に入れるレシピが紹介されます。

ただ今回は、先に入れる手順でご紹介します。

 

 

 

【用意するもの】

  • シャンパン(スパークリングワインでも可)
  • ブルーキュラソー
  • レモンピール
  • フルート型シャンパングラス
  • バースプーン (無くても可)

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. シャンパングラスにブルーキュラソーを10ml入れます。
  2. グラスの内側をブルーキュラソーで濡らすためにグラスを傾けます。
  3. 傾けた状態からグラスを回して、内側全体を濡らします。
  4. 次にシャンパンを90ml注ぎます。
  5. レモンピール1片をグラスの斜め上から絞りかけます。
  6. 香りを付けたら出来上がり。

 

 

※ブルーキュラソーの入れ過ぎに注意!
※シャンパンではなくスパークリングワインでも大丈夫です。

※レモンピール1片は約2cm程の大きさにカットします。

 

 

 

 

■ シャンパンブルースとブルーシャンパン? ■

「ブルーシャンパン」というカクテルがあるのを知っていますか?

「シャンパンブルース」と「ブルーシャンパン」

カクテルの名前だけで見ると一見、誤解をしてしまうようなカクテル名です。

 

カクテルには同じ材料でも分量が違っただけで

違うカクテルの名前に変わってしまうものがあります。

 

この2つのカクテルも同じようにレシピの内容だけを見ると、

使うお酒の材料は全く同じですが、入れる分量が異なります。

 

 

【レシピ】

スパークリングワイン 120ml

ブルーキュラソー1tsp

オレンジスライス(お好みで飾る)

 

※スパークリングワインでもシャンパンでもOKです。

 

カクテル名に「ブルー」と付くので青い色のカクテルに思いますが、

実際にブルーキュラソーをグラスに1tsp(5ml)入れると、

カクテルの色合いはブルーというよりもエメラルドに近い色となります。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. シャンパン(スパークリングワイン)は予め冷やしておきましょう。

2. レモンピールを作るとき皮の内側にある白い部分(ワタ)は取り除きます。

 

 

 

【シャンパンブルースからのバリエーション】

・ブルーキュラソーをオレンジジュースに変えると「ミモザ」のカクテルに!

・ブルーキュラソーをグレープフルーツジュースに変えると「ホワイトミモザ」に!

・ブルーキュラソーをカシスリキュールに変えると「キールロワイヤル」に!

・ブルーキュラソーをピーチネクターに変えると「ベリーニ」に!

 

 

 

最後に

このシャンパンブルースはアルコールの入ったカクテルですが、

それでもノンアルコールとして楽しみたい場合は、

ノンアルコールのスパークリングワインを使用して

そこにモナンの小さめサイズのブルーキュラソーで作ることができます♪

 

 

今回はカクテルのシャンパンブルースをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

 

2016年12月11日 16:45 カテゴリー: カクテル

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