【 4MIX COCKTAIL 】 BLOG

2016.11.22

カリモーチョ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「カリモーチョ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

カリモーチョとは赤ワインをコーラで割るだけで作れるロングカクテルです。

簡単な作り方もあってか、スペインの庶民的なドリンクとして定着しています。

 

カリモーチョの味わいは使用する赤ワインのタイプによって違ってきます。

そのため、これが正しい味わいという正解がなく、

コーラの爽快感にタイプの異なる赤ワインを合わせて自分好みの味を作れます。

 

カリモーチョのアルコール度数は約5度~7度と低く、アルコール弱めです♪

たた使用する赤ワインの度数、分量の割り方で異なります。

 

 

 

赤ワインベースのカリモーチョ(Kalimotxo)

 

このカクテルは、赤ワインベースとなっています。

 

赤ワインを使ったカクテルでは、アメリカンレモネードや「キティ」

ワインクーラー、サングリアなどがありますが、

このカリモーチョも次第に日本でも認知されるようになってきました。

 

カリモーチョはスペインの北部に位置する
バスク地方が発祥と伝えられています。

ただ、その起源については他にも諸説ありますので、この後ご紹介しますね。

 

 

さて、話を戻してスペインのバスク地方といえば

タパス(小皿料理)のピンチョスが有名です。
スペインバルには必ずと言っていいほど置いてある定番のフードです。

 

またスペインで定番の飲み物として大衆に親しまれているのが

赤ワインにフルーツ類を混ぜるサングリアです。

そのサングリア同様、カリモーチョも庶民的な飲み物の1つです。

アルコールデビューするならカリモーチョから・・・といわれるくらい。

 

カリモーチョは大勢の仲間でカジュアルに楽しむ場面にも向いていて

スペインのバルでは通常よりもビックサイズのグラスに注がれます。

また、カリモーチョが直接出る専用のサーバーを置くバルもあるそうです。

 

 

 

 

◆ 日本でのカリモーチョの認知度は? ◆

 

スペインでは定番のドリンクとして親しまれているカクテルでも

日本ではそもそも認知度の高くなかったカリモーチョですが、

その名を広げていったのは「日本コカコーラ社」のプロモーションに関係しています。

 

自社のコーラを使った飲み方で、カリモチョのプロモーションを展開していったのが

このカクテルの認知度を高めたきっかけではないでしょうか。

ワインブームにおける時流を上手く掴み、女性に人気であった赤ワインを

アルコールで楽しむ新しい飲み方として訴求したことで知られるようになりました。

 

 

 カリモーチョのカクテル名の由来とは?

 

「カリモーチョ」または「カリモチョ」と呼ばれるカクテルですが

スペイン北部のバスク地方ではスペルを「KALIMOTXO」と綴り、

南部では「CALIMOCHO」と綴って書くようです。

 

カリモーチョという名が付いたその語源、由来といえるものは

諸説こそいくつかありますが、残念ながら定かではありません。

 

ある説では、バスクのお祭りで買ったワインの味が

あまりにも酸味があり状態の悪い味だったため、その酸味をごまかす為に

コーラを混ぜたことがきっかけでカリモーチョが生まれたといわれています。

そのときの考案者がカリモーチョの名前となる語源に関係しているとも・・・

 

 

 

カリモーチョの起源は?

 

カリモーチョは1970年頃からスペインの北部で次第に飲まれ始めました。

当初の名前は「リオハ・リブレ」

または「クーバ・リブレ・デル・ポブレ」と呼ばれていたそうです。

 

リオハリブレはワイン産地であるスペイン北部の「ラ・リオハ州」を

ラムとコーラで作るキューバリブレの名をもじって付けられたものです。

つまり、キューバリブレのラムを赤ワインで作ることから
リオハリブレと呼んだのでしょう。

 

また、クーバ・リブレは「キューバリブレ」のことで

デル・ポブレは「貧者の」という意味があります。

つまり「貧者のキューバリブレ」とも呼ばれています。

 

スペインではラムよりも安い紙パックのワインで作るため

「貧しい人のキューバリブレ」と皮肉っているのでしょうか。

 

 

そんな、「貧者のキューバリブレ」という

イメージの悪い名前が付いたカリモーチョのカクテルですが、

1972年にバスク地方のお祭りをきっかけに「カリモーチョ」という名で、

次第にスペイン全土に知れ渡っていきました。

 

 

 

 

また、メキシコでカリモーチョが生まれた説もあります。

 

メキシコは約300年ほどスペインの植民地時代が続きました。

その影響もありワイン文化が到来し、根付いたとされます。

さらに1897年、メキシコでコカコーラが販売されたとの記録があることから

カリモーチョはこのメキシコで誕生したカクテルとされています。

 

その他、カリモーチョは日にちの経った赤ワインの味をごまかす為に

コーラを足してた生まれたといわれています。

さらに10代の若者が赤ワインを堂々と人前で飲めず、

コーラで割ってごまかして飲んでいたからなどの諸説があります。

 

 

 

◆ カリモーチョは諸説よりも前に存在してた?◆

 

実は1885年に名前こそ違えど、カリモーチョとなる飲料は既に存在していました。

 

コカコーラの生みの親である薬剤師のジョン・シス・ペンバートン

頭痛薬として開発したコーラにカフェインやワインを混ぜた

「フレンチ・ワイン・コカ」という名の飲料を作っていたのです。

 

当時、薬局の中に喫茶店やお菓子店が1つに複合されたお店があり

そこの薬局に併設された「ソーダ・ファウンテン」で販売されていました。

「ソーダ・ファウンテン」は生薬をソーダで割って提供する場です。

 

「フレンチ・ワイン・コカ」という名の飲料ではありますが、

ワインとコーラの組み合わせはまさにカリモーチョの原型といえますね。

 

 

 

 

 カリモーチョの作り方について

 

カリモーチョの主なレシピは、赤ワインとコカコーラの2種類です。

 

作り方としてカリモーチョは簡単に作ることができます。

シャンディガフの比率と同様、カリモーチョの割合は1:1とされています。

ただ、甘味やアルコール感を強めに欲しいときは自分好みの比率で
赤ワインやコーラの比率を変え、作って頂いても構いません。

 

 

 

【用意するもの】

  • 赤ワイン
  • コカコーラ
  • レモン (1/8カット or スライス)
  • ワイングラス (その他、大きめのグラス)
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. グラスに氷を入れます。
  2. 赤ワインをグラスに対して半分の約1/2注ぎます。
  3. 次にコカコーラをゆっくりとグラス半分の約1/2注ぎます。
  4. コカコーラの炭酸が抜けないように軽く混ぜます。
  5. お好みでレモンスライスを入れて出来上がり。

 

※軽めや重めなど赤ワインのタイプによって味わいが異なります。

※レモンカットを入れる場合は材料を混ぜる前に絞ってください。

 

 

 

◆ 使用するカリモーチョの赤ワインについて ◆

 

カリモーチョの材料は赤ワインとコーラを使うことになっていますが、

その銘柄や何対何の比率で割るといったようなことは

決まっているようで、実は決まっていません。

 

赤ワインに関しては、
それこそどの銘柄を指定して作るといったルールはありません。

 

できれば赤ワインは発祥地といわれる国のスペイン産や

メキシコ産の赤ワインを使いたいところですが

フランスやイタリアなど他の国の赤ワインを使っても大丈夫です。

 

また価格の高い赤ワインを使う必要もなく、

むしろ抜栓して日数の浅い酸化の進んだ赤ワインや、

お手頃な価格の安い赤ワインを使うのがベターなようです。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. カリモーチョを作る場合、予め赤ワインを適度に冷やしておくのもポイント!

 

2. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

※例えばスペインの若者は赤ワインの量を増やし、
赤ワイン2:コーラ1の割合で作り、アルコールを強めます。

 

 

 

【カリモーチョからのバリエーション】

・赤ワインをラムに変えると「キューバリブレ」のカクテルに!

・赤ワインをビールに変えると「ディーゼル」に!

・コーラをジンジャエールに変えて作ると「キティ」に!

・コーラをカシスリキュールに変えて作ると「カーディナル」に!

 

 

 

 

最後に

 

カクテルのレシピ本では見掛ないカリモーチョですが、

いずれスタンダードカクテルとして根付くときが来るかと思います。

赤ワインとコカコーラというシンプルなカクテルですからご自宅でも楽しめますね♪

 

また、こだわって作ってみたいという方は

現地スペインで見かける安い紙パックワインの「ドンシモン」を使って

カリモーチョを作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

今回はカクテルのカリモーチョをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2016年11月22日 11:22 カテゴリー: カクテル

2016.11.06

ダーティーマザー -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ダーティーマザー」のカクテルレシピをご紹介します。

 

ダーティーマザーはブランデーとコーヒーリキュールの2種類で作るカクテルです。

 

作り方としてはグラスで直接作るため、どなたでも簡単に作れるレシピです。

ただ材料は、お酒とお酒の組み合わせとなりますので

ダーティーマザーはアルコール度数が約33度ほどあります。

これはカクテルの中でも度数が高く、アルコール強めの部類に入るカクテルです。

 

 

 

 

ブランデーベースのダーティーマザー

 

このカクテルは、ブランデーベースとなっています。

 

ダーティーマザーとは、樽熟成された香り豊かなブランデーに

甘味のあるコーヒーリキュールを合わせ、ロックスタイルで作るカクテルです。

 

両方ともお酒どうしの材料を合わせるため、

ジュースや炭酸系飲料などお酒以外の割材を使わない分、
アルコール度数の強いカクテルとなります。

 

ダーティーマザーはブラックルシアンのブランデー版と紹介されますが、

味わいとしては、アルコール版のアイスコーヒー?と表現したらよいのでしょうか。

使用するコーヒーリキュールの風味や特徴にもよりますが

カルーアを使った場合、口当たりは以外にも飲みやすく甘口に仕上がります。

 

ただ、お酒の強い方向けのカクテルとなります。

 

 

 ダーティーマザーのカクテル名の由来とは?

 

ダーティーマザー (Dirty Mother)

このカクテル名の意味をそのまま直訳すると・・・

 

ダーティー(Dirty)は「汚れた」や「汚らわしい」という意味、

そして、マザー(Mother)は「母」や「母親」となります。

つまり、 ダーティーマザーは「汚れた母」という意味になります。

 

その意味を知ると、

なぜこのカクテル名が付いたのか?物凄く気になるところですが、

ダーティーマザーのカクテル名の由来は明確にある訳ではありません。

 

ただ説として伝えられているのは、

ブランデーがコーヒーリキュールと混ざることで濁ったカクテルの色が

「ダーティー」つまり、汚れたような見た目であることから

その焦げ茶色したカクテルの色合いが「汚れた母の様子」をイメージさせ、

ネーミングとして付けられた説があります。

 

他には、このカクテルの飲みやすさから連想されて

「キッチンドリンカーになりやすいカクテル」としての説もあります。

キッチンドリンカーとは、主婦がキッチンで調理している合間、

飲酒をしているうちにお酒の量が増えていき、

結果的にアルコール依存症になってしまった主婦を指す言葉です。

 

また「ゴットマザー」や「ゴットファーザー」といったカクテルの

アレンジとして派生した形でカクテル名になった説があります。

 

このようにダーティーマザーの由来に関する諸説はありますが、
いずれにしても有力な説がどれなのかも不明です。

 

 

 ダーティーマザーの作り方について

 

材料さえ揃っていれば、特別なカクテルの道具を用意しなくても作れるため

ダーティーマザーの作り方は特に難しくはありません。

 

また、ダーティーマザーのレシピに使われるコーヒリキュールの銘柄は

一般的にカルーアを使用されることが多いです。

ただ他のコーヒーリキュールを使っても問題はありません。

 

 

【用意するもの】

  • ブランデー
  • コーヒーリキュール (代表銘柄カルーア)
  • ロックグラス (※オールドファッションドグラス)
  • バースプーン (無ければスプーンで代用)
  • メジャーカップ(無ければ計量カップで代用)

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. ロックグラスに氷を入れます。
  2. ブランデーを40ml注ぎます。
  3. 次にコーヒーリキュールを20ml注ぎます。
  4. バースプーンで軽く混ぜます。(ステアする)
  5. 出来上がり。

 

 

※ロックスタイルのカクテルのため、氷のサイズは少し大きめを選ぶ。

 

 

 

 

◆ 使用するブランデーの選び方について ◆

 

ダーティーマザーのベースとなるブランデーについてですが、

カクテルをいざ作ろうと思ったとき、いろいろな種類がある中から

「どのブランデーを買って、どの銘柄を選べばいいのか・・・」と

初心者の方は疑問に思うかもしれません。

 

ただ、ブランデーについてはそこまで高価なものを用意する必要はなく
それこそ安いブランデーでも充分、お楽しみ頂けます。

 

参考までにブランデーの銘柄を挙げておきますね♪

主にフランスのコニャック地方で造られるブランデーがBARでは使用されます。

 

マーテルV.S.O.P

ヘネシーV.S.O.P

クルボアジェV.S.O.P

レミーマルタンV.S.O.P  等

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. コーヒーリキュールには多種多様にそれぞれ特徴があります。

カルーア以外のコーヒーリキュールを使いお好みの味を発見してみては♪

 

2. アルコール弱めにしたい場合、コーヒーリキュールをアイスコーヒーにしてもOK

 

 

 

【ダーティーマザーからのバリエーション】

・ブランデーをウォッカに変えると「ブラックルシアン」に!

・ブランデーをテキーラに変えると 「ブレイブ・ブル」に!

・コーヒーリキュールをホワイトペパーミントに変えると「スティンガー」

・コーヒーリキュールをアマレットに変えると「フレンチコネクション」

・コーヒーリキュールをベネディクティンに変えると「ビー・アンド・ビー」

 

 

 

 

 

最後に

 

ダーティーマザーはどちらかといえば、あまりメジャーなカクテルではありません。

 

BARのメューとして載せる事はあっても、このカクテルをオーダーする方は

どちらかといえば少数派に限られてしまうかもしれませんが

コーヒー系のカクテルを好む方でしたら1度味わってみてはいかがでしょうか。

 

ブランデーをベースにしていますが

コーヒーリキュールとの相性は良いので抵抗なく楽しめるカクテルです。

 

 

 

今回はカクテルのダーティーマザーをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

photo by: Graeme Maclean

 

2016年11月6日 22:00 カテゴリー: カクテル

2016.10.31

カルーアミルク -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「カルーアミルク」のカクテルレシピをご紹介します。

 

甘口で代表的なカクテルとして挙げられるのがカルーアミルクです。

レシピの材料はコーヒーリキュールの「カルーア」とミルクだけを使用します。

またアメリカのように生クリームを使うカルーアミルクのレシピもあります。

 

カルーアミルクの作り方はグラスに直接入れて作るため全く難しいことはなく、

家飲みでも楽しめるカクテルとして甘党の方や女性に人気です。

 

カルーアミルクのアルコール度数は約5~7度ほどのお酒で比較的に弱めです♪

ただカルーアミルクは、アルコール弱めのカクテルとして思われがちですが

生クリームを使うレシピでは15度前後と高めになりますので注意してください。

 

 

 

リキュールベースのカルーアミルク (Kahlua Milk)

 

このカクテルは、リキュールベースとなっています。

 

コーヒーリキュールの代表格の銘柄といえば「カルーア」が挙げられます。

そして、このリキュール使ったカクテルで最も有名なのが「カルーアミルク」です。

 

カルーアミルクには必ず、カクテル名にもなっているとおり

「カルーア」のコーヒーリキュールを使用しなければいけません。

 

当然と言えば当然の話と言えます。

 

ただ、この手のルール的な使用を巡って思い出されるのが

似たようなケースで裁判にもなった「バカルディ」というカクテルを思い出します。

 

その他のコーヒーリキュールを使う場合は

そもそもカルーアミルクとは呼ばないので注意するべきところですが

このカクテルに関してはコーヒーリキュールの銘柄は

カルーアを使うのが鉄則と覚えておきましょうね♪

 

 

■ カルーアミルクの度数は高い?低い?■

 

カルーアミルクのアルコール度数は分量の比率によって異なります。

つまりカルーアと牛乳を何対何で割るのか、その割合によって違いが出ます。

 

また、ビールよりも度数が高いと紹介されているサイトを見掛ますが

実際は牛乳を使うレシピか、生クリームを使うレシピかで度数も違ってきます!

 

カルーアのお酒自体はアルコール度数20度ですが、

そこに牛乳などで割るとアルコール自体の度数は下がります。

 

従ってカルーアミルクの度数は下記のように

平均的なビールの度数と同じ5度か、もしくは少し低かったり高くなるケースもあります。

(※材料を混ぜた時に溶ける氷の量は除く)

 

【牛乳を使った場合】

  • カルーア30ml : 牛乳120ml =4度(%)
  • カルーア30ml : 牛乳90ml =5度(%)
  • カルーア40ml : 牛乳120ml =5度(%)
  • カルーア40ml : 牛乳80ml =6.7度(%)

 

【生クリームを使った場合】

  • カルーア45ml : 生クリーム15ml=15度(%)

 

 

お分かり頂けたでしょうか?

同じカルーアミルクでもレシピや分量によって度数に違いが出るものです。

またアルコールの度数を簡単に知る方法について詳しく知りたい方は

カクテルのアルコール度数を計算する手順」の記事をご覧ください。

 

 

■ カルーアミルクの味は牛乳で差が出る?■

 

カルーアミルクに使用する「カルーア」はコーヒーリキュールであるため

イメージとしては苦味のあるカクテルとイメージされるかもしれません。

ただ実際には、カルーアを牛乳で割ることで飲みやすく甘めのカクテルとなります。

 

カルーアミルクとしての味わいはコーヒー牛乳と表現されたり、

アイスコーヒー、アルコール版のウィンナーコーヒーなどと表現されます。

 

また飲みやすいカクテルですが使用する牛乳のタイプによって味わいが異なります。

 

 

 カルーアミルクのカクテル名の由来とは?

 

カルーアにミルクを合わるため、その名の通りカルーアミルクと呼ばれますが、

では、そのカルーアにはどんな意味あり、どんな歴史があったのでしょうか?

 

カルーアミルクのカルーア(Kahlua)は
アラビア語でコーヒーを意味する「カフワ(kahua)」が由来元となっています。

「カフワ」はコーヒーの語源とされる言葉ですが、元はワインを指している言葉でした。

ではなぜ、ワインを指す言葉がコーヒーを指すようになったのか?

 

1つの説として、「カフワ」という言葉はアラビア語で「欲を削ぐ」の意味を持ち

これは「食欲を削ぐ」意味としてワインを指していました。

ただ「睡眠の欲を削ぐ」という意味合いでコーヒーには眠気を取る作用があることから

「カフワ」という言葉がコーヒーを指す言葉にも用いられた説があります。

 

 

次に歴史を見ていきましょう。

1970年代にカルーアミルクはアメリカのボストンで人気のカクテルとして支持され始め

流行となったことをきっかけに不動のスタンダードカクテルとなっています。

 

カルーアミルクのスタイルは、今でこそロックスタイルで提供するのが主ですが

元々はリキュールグラスにカルーアの上から生クリームを注ぎ提供するスタイルが
カルーアミルクのレシピであったとされています。

 

 

コーヒーリキュールのカルーアブランドについて

 

カルーアはコーヒーリキュールのお酒です。

原材料であるコーヒー豆は、メキシコのベラクルス州で栽培された

高品質なアラビカ種の豆を100%使用しています。

 

コーヒーリキュールの種類には様々なブランドのものがあります。

銘柄を挙げると「ティアマリア」や「パトロンXOカフェ」をはじめ

「エクリッセ・エスプレッソ」「エクリッセ・カプチーノ」のシリーズ

アルコール40度ある「カモク」などたくさんあります。

 

ただ数あるコーヒーリキュールの中でも圧倒的な人気を誇るのが

「カルーア」のブランドではないでしょうか。

BARでも置いていないお店はないくらいお馴染みのお酒です。

 

 

 

 

 カルーアミルクの作り方について

 

作り方は至ってシンプルでカルーアを牛乳で割って作ります。

カルーアミルクの分量の割合は、カルーア1に対して牛乳が3が基本です。

 

またカルアミルクの作り方には2つの材料を

グラスの中でステアし混ぜ合わせて仕上げるタイプ

グラスの中でフロートさせて混ぜないで2層に仕上げるタイプがあります。

 

※ちなみに材料を混ぜないで層にして作ることをプースカフェスタイルといいます。

 

 

【用意するもの】

  • カルーア (コーヒーリキュール)
  • 牛乳(生乳100%)
  • ロックグラス(またはオールドファッションドグラス)
  • バースプーン (無ければスプーンで代用)
  • メジャーカップ(無ければ計量カップで代用)

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. ロックグラスに大きめの氷を入れます。
  2. カルーアを30ml(もしくは45ml)注ぎます。
  3. 牛乳をゆっくりと適量注ぎます。
  4. 材料をバースプーンで軽く混ぜて出来上がり。

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

※タンブラーグラスを使う場合もあります。

※お好みで牛乳のタイプを使い分けて下さい。

 

 

 

◆ 牛乳の種類・選び方について ◆

 

カルーアミルクに使用する牛乳の種類には、生乳100%の牛乳をはじめ

低脂肪牛乳や無脂肪牛乳、特別牛乳などがあります。

 

それぞれ無脂乳固形分は規格として8.0%以上とされ、それほど数字に違いはありません。

しかし乳脂肪分に関しては牛乳の種類によって、そのパーセンテージがそれぞれ

3.0%以上や1.5%、0.5未満など違ってきます。

 

牛乳の種類に関してはたくさんありますが、

一般的には成分無調整で低温殺菌されたものを選んでおくと最初は無難です。

 

 

 

 

 

■ カルーアミルクの生クリームを使ったレシピ ■

 

カルーアミルクのレシピには牛乳ではなく、生クリームを使うレシピもあります。

 

日本で出されるものは一般的に牛乳で割ったものだと思いますが

元のルーツを辿っていくとアメリカで当初提供されていたのは
カルーアの上に生クリームをフロートさせたスタイルだったことが背景にあります。

 

これはエンジェルズキッス(エンジェルズティップ)や

アイリッシュコーヒーというカクテルに近いかもしれません。

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

カルーアミルクの比率は、カルーア2に対して生クリーム1です。

 

  1. ロックグラスに大きめの氷を入れます。
  2. カルーアを45ml注ぎます。
  3. 生クリームを15mlゆっくりと注ぎます(フロートさせる)
  4. 材料をバースプーンで軽く混ぜて出来上がり。

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

※生クリームや濃厚タイプの牛乳で2層に仕上げる場合はマドラーを添える。

 

※味わいのポイント!

そのままではコクがあり過ぎると感じた場合は牛乳を足します。

またBARではシェーカーでシェイクし、まろやかに仕上げることもあります。

 

 

◆ 生クリームの選び方について ◆

 

カクテルに使用する生クリーム(フレッシュクリーム)は

どれを選べばいいの?と疑問に思う方もいるかと思います。

 

主にカルーアミルクで適している生クリームは

乳脂肪分が45%前後のヘビークリーム(ホイップ用)か
18~25%のライトクリーム(コーヒー用)が適しています。

 

ただ生クリームを使ったレシピで作ってはみたけど飲みづらい・・・

そんなときは、飲みやすくするために牛乳を少しづつ足してみて

好みの味わいに近づけることで解消することできます。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. カルーアは常温でも構いませんが予め冷やしておいても良いでしょう。

2. 味わいにコクを求めるなら濃厚タイプの牛乳を!

3. 牛乳をクリーマーで泡立てることで、味わいにアレンジを♪

4. コーヒーパウダーや挽いたコーヒー豆を振りかけてアクセントを♪

 

 

【カルーアミルクからのバリエーション】

 

・ミルクをウォッカに変えると「ブラックルシアン」のカクテルに!

・ミルクをテキーラに変えると「ブレイブ・ブル」に!

・ミルクをブランデーに変えると「ダーティーマザー」に!

・カルーアをカカオリキュールに変えると 「エンジェルズキッス」に!

・カルーアをバーボンウィスキーに変えると「カウボーイ」に!

・既存のレシピにウォッカを付け加えると「ホワイトルシアン」に!

 

 

最後に

 

カクテルに必要なリキュールのお酒はたくさん種類があります。

その中でもカルーアは他のナッツ・種子系リキュールとも相性が良いです。

 

また2,000円以下で購入できるカルーアはそこまで高い値段ではないので、

カクテルを作ってみたい方にはおすすめです♪

 

容量については200mlサイズの小さなものから

1000mlのビックサイズのものまで揃っています。

まずお試しで使ってみたいときは容量の少ないものを選び、

カルーアのリキュールで色々なカクテルを作りたい場合は

容量の多いものを購入すると良いでしょう。

 

 

今回はカクテルのカルーアミルクをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2016年10月31日 22:00 カテゴリー: カクテル

2016.04.18

ファジーネーブル -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は「ファジーネーブル」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

フルーティーなカクテルはたくさんありますが、

その中でも人気のあるカクテルがファジーネーブルです。

ファジーネーブルはピーチ(桃)リキュールをオレンジジュースで割るレシピです。

 

その味わいはフルーティーで甘さっぱりとして女性ウケも良く

カクテルの中でもジュース感覚で飲みやすいカクテルでもあります

 

 

ファジーネーブルの作り方は簡単ですがレシピは2通のスタイルがあり、

分量の違いだけでアルコール度数も違ってきます。

 

ファジーネーブルのアルコール度数はショートドリンクで約8度とやや高めで、

ロングドリンクのスタイルでは約3度前後と低く、非常に飲みやすいです。

 

 

 

 

 

リキュールベースのファジーネーブル

 

このカクテルは、リキュールベースとなっています。

 

ファジーネーブルに使われるピーチリキュールは桃のお酒ですが

桃の果肉をスピリッツに浸漬してつくったリキュールでピーチブランデーとも言います

 

またフランス語で桃は「ペシェ」と言います。

ですからピーチリキュールでクレーム・ド・ペシェと名付けられた製品もあります。

 

ちなみにペシェの前に「クレーム・ド」と付いていますが

EUやフランスでは、あるリキュールの規定をクリアしていると製品名に「クレーム・ド」と名付けることができます。

 

 

ファジーネーブルに使われるピーチリキュールのブランドは

デカイパー社の「ピーチツリー」、ルジェ社の「クレームドペシェ」が

主にBARでも人気どころで使用されています。

 

 

 ファジーネーブルのカクテル名の由来とは?

 

それではファジーネーブル(Fuzzy Navel )の意味を見ていきましょう。

 

 

ファジー(Fuzzy )には「微毛状」という意味があります。

つまりここでは桃の表面に生えているうぶ毛を差しています。

ネーブル(Navel)には「果物の果頂部(へそ)」を意味していますが、

ここではネーブルオレンジのことを指しています。

 

 

ただこれがファジーネーブルのネーミング由来に関わりがあるのか?

そう考えると直接関係ないように思えます。

では、ファジーネーブルのネーミングが付いた由来とは何でしょうか?

 

 

実はファジーには「曖昧な」「ぼやけた」という意味もあります。

その点から、桃のリキュールとオレンジを使うこのカクテルは

桃なのかオレンジなのかどちらとも言えないあいまいな味として、

そこからネーミングが名付けられたとされています。

 

つまりファジーネーブルは、

「あいまいな味のカクテル」という意味合いがあるのでしょう。

 

 

 

 

 ファジーネーブルの作り方について

 

ファジーネーブルの作り方には2つあります。

ショートドリンクかロングドリンクか、どちらかのスタイルで作るレシピです。

 

ショートドリンクの場合は30mlづつ同じ量で割るレシピになり、

その場合、グラスで直接作ってもいいのですがシェイクしても構いません。

またロングスタイルに比べて若干アルコールを感じやすいです。

 

 

 

【用意するもの】

  • ピーチリキュール(桃のリキュール)
  • フレッシュオレンジジュース(市販のものでも可)
  • カットオレンジ(無くても可)
  • タンブラーグラス(オールドファッショングラス)
  • バースプーン (スプーンで代用OK)
  • メジャーカップ(計量カップで代用OK)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

 

「ロングドリンクの場合」

  1. タンブラーグラスに氷を入れます。
  2. ピーチリキュールを45ml入れます。
  3. 次にオレンジジュースを適量注ぎます。
  4. バースプーンで材料を混ぜて出来上がり。

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

 

 

 

「ショートドリンクの場合」

  1. オールドファッショングラスに氷を入れます。
  2. ピーチリキュールを30ml入れます。
  3. 次にオレンジジュースを30ml注ぎます。
  4. バースプーンで材料を混ぜて出来上がり。

 

※カクテルシェーカーでシェイクして仕上げるものOK!

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. オレンジジュースは予め冷やしておくと良いでしょう。

 

2. 小刻みにカットした桃の果肉を入れるとより一層楽しめます。

 

3. 市販のオレンジジュースを絞った生のオレンジにすると格段に楽しめます。

 

4.アルコールがきついなと感じたらオレンジジュースを多めにして調整します。

 

 

 

 

【ファジーネーブルからのバリエーション】

 

・ピーチリキュールをウォッカに変えると「スクリュードライバー」に!

・オレンジジュースをウーロン茶に変えると「レゲエパンチ」に!

・オレンジジュースをクランベリージュースに変えウォッカを足すと「ウーウー」

・ピーチリキュールをピーチシロップに変えるとノンアルコールカクテル

 

 

 

 

最後に

 

ピーチリキュールの代表格といえば「ピーチツリー」です。

BARでもピーチツリーがよく使われますが、必ずしもこのリキュールを

使わなければいけない訳ではありません。

ただクオリティの高い桃のリキュールであることは間違いないですよ。

 

ファジーネーブルの作り方は非常に簡単で、

特別な道具を用意する必要がないため

家飲みやカジュアルなパーティーのカクテルとしてお薦めできます。

 

またカクテルを作ってみたい初心者の方にも

ファジーネーブルは作りやすいので是非チャレンジしてみてくださいね。

 

 

今回はカクテルのファジーネーブルをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

photo by:Breville USA by: skyseeker

 

2016年4月18日 07:00 カテゴリー: カクテル

2016.04.01

【BIRDY.】 新カクテルシェーカーのポイント

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

日本のものづくり・高い技術力は世界に誇れるといわれます。

そんな中、高精度な研磨技術によってバーツールに進化をもたらした

BIRDY.(バーディー)というカクテルシェーカーのブランドをご存知でしょうか?

 

 

カクテルシェーカーといえば、ショートカクテルをつくる上で必要になる道具。

そのシェーカーの内部構造に着目して新たに参入してきたのが

BIRDY.(バーディー)のカクテルシェーカーです。

 

これまで日本製のバーツールとして知られているのは、

「ユキワ」や「ワダスケ」といったブランドがあります。

そこに新たに加わった「バーディー」とは、どんなブランドなのでしょうか?

 

 

BIRDY.cocktail-shaker

 

 

カクテルシェーカー「BIRDY.」を誕生させた会社

 

バーツールの進化として新しいシェーカーを誕生させたこの会社は

トヨタ自動車で知られる愛知県豊田市の大見町にある横山興業株式会社です。

 

とても歴史がある会社で、創業したのは1951年(昭和26年)のこと。

 

その始まりはトタン板の製造工場からスタートし、

その後、自動車部品のプレスや溶接加工などを行いながら

自動車部品メーカーとして自動車産業に貢献されています。

 

そんな自動車部品を手掛ける同社がこれまで培ってきた高度な技術を活かし、

まったくの異業種からカクテルシェーカーを誕生させたと聞けば、

注目しないわけにはいきませんね。

 

 

 「BIRDY. バーディ」のブランド名の由来とは?

 

ゴルフ用語の「バーディ」から名付けられたのがブランド名の由来

 

これにはゴルフの基準となる「パー」よりも一段良いものという思いが

込められているそうです。

つまりパーよりも1段良いものとは「バーディ」のことを指しています。

 

 

 

 ◇ ブランド名が名付けられた理由 ◇

 

BIRDY.(バーディー)と名付けられたのにはこんな思いがあるようです。

 

それは・・・

 

このブランドの付加価値を高める上で、

ある要素をプラスに足して高めるのか、マイナスに削って高めるのかと考えたとき

 

「要素を削りシンプルにすることで製品の付加価値を高めたい」

「基準よりもマイナスの打数で回ることに高い価値があるゴルフのバーディ」

 

このバーツールをつくる側の考え方と、ゴルフのバーディに対する考え方が

自分たちの付加価値のあり方に通じているという思いから名付けられました。

 

 

 なぜバーツールを自動車部品メーカーが?

 

By: Noel Reynolds

 

 

自動車部品メーカーの会社がなぜカクテルシェーカーの開発に辿りついたのか?

とても疑問に思いませんか?

新しいカクテルシェーカーの開発背景には、こんなストーリーがあったようです。

 

 

◇ 新しいシェーカーブランド誕生の背景ストーリー ◇

 

会社の創業者の孫にあたる兄の横山栄介さんと、弟の哲也さん。

このお二人の兄弟がBIRDY.(バーディー)のバーツールを生み出しました。

 

当時、弟の哲也さんは「心の底から愛情を注げるものをつくりたい」

そう思っていたところ、日本酒好きだったこともあり

「日本酒を美味しく飲める世界一の器を作る」という発案からスタートしたようです。

 

まずは試作品段階のものを行きつけの日本酒バーにもっていき

その味わいに変化があるか日本酒の飲み比べをしたそうですが

感想としては「???」だったようです。

 

そこで同じようにその日本酒バーに通っているバーテンダーの方から

「シェイカーにしてみたら?」と提案を受け、

金属でできた日本酒の器からシェーカーの開発へと移り変わりました。

 

そこからシェイカーに対しての考えについて

いろんなバーテンダーからヒアリングを重ね、

新しいカクテルシェーカー「 BIRDY.(バーディー)」を誕生させます。

 

 

シェーカーの内側の世界

 

By: BlacktouchYellow

 

カクテルシェーカーの本体にあたるボディの内側は

単なる金属のなめらかな表面にしか見えません。

しかし、ミクロンレベルの世界ではのこぎりのように凸凹状態になっています。

 

決して肉眼では見えないシェイカー内部の凸凹は

カクテルの素材にストレスを与えているようです。

BIRDY.のシェーカーはそんな内側の表面部分を、

0.1ミクロン単位まで精密に磨き仕上げています。

 

0.1ミクロン単位という世界に日頃触れていないので

あまりピンと来ないのが正直な感想ですが、

これって技術がないと辿りつけない世界だということだけはわかりますね。

 

 

 

【なぜ0.1ミクロンレベルまで表面を削っているの?】

 

シェーカーのボディの内側を0.1ミクロン単位で削っているのは

従来の磨き方をしたシェーカー内部の断面は

のこぎり刃のようにギザギザな状態らしく

これがカクテルの素材にダメージを与えているようです。

 

その為、カクテル素材にとってベストな凹凸バランスがあるらしく

それのバランスを残しつつなめらかな表面にすることで

カクテルの素材が持つ本来の味わいを引き出すようですよ!

 

 

 

【内側を磨くことによってどうなるの?】

 

シェイカーの内側を磨くということは、

材料を混ぜ合わせる撹拌効率をあげる点に繋がるそうです。

 

内側の凸凹部分を完全にフラットな表面にするよりも、

微妙に凸凹を残すほうが撹拌には効果的なんですって!

今までこのような知識を教えている情報がなかっただけに勉強になります♪

 

 

 

「BIRDY. バーディー」ブランドのこだわり

 

BIRDY.のシェイカーは内側部分の研磨する方向やフォルムにもこだわりがあります。

では技術を駆使して開発した、そのこだわりについてお話しましょう。

 

 

【従来のシェーカーとの違い】

 

1.研磨の方向

 

カクテルの材料をシェイクするとき、液体の流れる方向に合わせて研磨しています。

つまり、従来のカクテルシェーカーの内側は横方向に磨かれていますが

BIRDY.は材料を混ぜ合わせる液体の流れに沿うように縦方向に磨かれています。

 

 

2.シェーカーのフォルム(全体の形)について

 

本来、シェーカーの機能のみを追及するのであれば

液体を混ぜるときの動きのロスを少なくする球形が理想ですが、

別ブランドのカクテルシェーカーに比べてふっくらと円みのあるフォルムにしているのは、

機能性だけでなく「誰にでも愛用してもらえるデザインに」と考え仕上げられています。

 

 

 

最後に

 

このBIRDY.( バーディー)のカクテルシェーカーを使うことで味わいがどう変わるのか?

そこが一番気になる部分ではないでしょうか。

 

違うシェーカーで同じカクテルを作って飲み比べてみるとわかりますが、

BIRDY.で作った場合、それまでアルコールの刺激を感じていたカクテルでも

その尖った感が抜けたように、味わいがまろやかになります。

 

そういった点から、味わいの特徴を考慮した上で使用し

それぞれのカクテルによってシェーカーを使い分けていく細分化もありですね。

 

今回はカクテルシェーカー「BIRDY. バーディー」ブランドをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

2016年4月1日 14:14 カテゴリー: カクテル道具・アイテム

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