【 4MIX COCKTAIL 】 BLOG

2016.03.28

ブラックベルベット -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ブラックベルベット」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

カクテルには2つの材料を同じ分量で割るレシピがありますが、

このブラックベルベットのレシピも同様、

スタウトビール(黒ビール)とシャンパンを半々の割合で割るカクテルです。

 

 

味わいは黒ビールの上品な苦味とシャンパンのキレが合わさり、

コクがある中に喉越しを感じますが、やはり黒ビールの特有な味わいがあります。

ブラックベルベットのアルコール度数は約9度前後となります。

 

 

ブラックベルベットは特別な道具がなくても簡単に作れるカクテルです。

ですが、注ぎ方に少し技術のいるカクテルとなります。

その点について触れていきますので、最後までお付き合いください。

 

 

 

 

ビールベースのブラックベルベット(Black Velvet)

 

このカクテルは、ビールベースとなっています。

 

ただ、シャンパンベースとして認識している方もいるのではないでしょうか。

なぜなら、黒ビールとシャンパンを同じ比率で割っているからです。

実際は、カクテル関連の本にはビールベースとして分類され紹介がされています。

 

ブラックベルベットが考案されたのは1861年とされています。

(※1880年に考案されたとの説もある)

 

イギリスのビクトリア女王の夫であるアルバート公が亡くなった後、

ブルックスクラブ(ロンドン)で働いていた当時のバーテンダーが

アルバート公に敬意を表すという意味でブラックベルベットが作られたようです。

 

また、アイルランドのシェルボーンホテルもこのカクテルが生まれたことに

関係しているらしいのですが、詳細は定かではありません。

 

 

 

このカクテルの歴史は古く19世紀ごろから飲まれていますが、

元々のレシピは、スタウトビールとシャンパンの組み合わせです。

 

スタウトビールはイギリスのギネスがよく使われますが、

スタウトの代わりに日本の黒ビールを使っても構いません。

シャンパンも同様、スパークリングワインに代えて作っても問題はありません。

 

 

ブラックベルベットのカクテル名の由来とは?

 

 

ブラックベルベットとは「黒いビロード」という意味です。

 

ベルベットは「ビロード」とも呼ばれたりします。

つまり、「滑らかさ」「柔らかさ」といったような意味を持ち

これがカクテルとして表現されているのです。

 

口に含んだときの口当たりの滑らかさや、

グラスの中でできるきめ細かい泡の見た目が

ベルベット(ビロード)のように柔らかなイメージをさせる事から

ブラックベルベットという名が付けられた由来となっています。

 

また当初のカクテル名はブラックベルベットではなく

「シャンパンベルベット」と呼ばれていました。

 

ちなみにブラックベルモットの呼び方は国によって違うようで、

イギリスではビスマルク(Bismark)と呼ぶそうです。

 

 

 

 

ブラックベルベットの作り方について

 

ブラックベルベットの作り方は2つの材料のみで簡単に作れます。

レシピはスタウト(黒ビール)とシャンパンをそれぞれ1:1の割合で注ぐだけです。

 

しかし、レシピはシンプルですが「注ぎ方」に技術のいるカクテルでもあります。

技術といっても単純に、スタウト(黒ビール)の扱い方に気をつけて作りましょう。

 

 

 

 

【用意するもの】

  • スタウトビール(黒ビールでもOK)
  • シャンパン(スパークリングワインでもOK)
  • フルート型のシャンパングラス など
  • バースプーン (無くてもOK)

 

 

※グラスはゴブレットやタンブラーなど大きめのグラスを使ったりもします。

本来はゴブレットグラスで作られていました。

 

※シャンパンのコルクを抜く際、ボトル内のガス圧にコルクが押し出され

泡が勢いよく噴き出してしまうので充分、気を付けて抜いてください。

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

ブラックベルベットに氷は入れません。

 

 

  1. グラスを傾け気味にしてシャンパンを半分注ぎます。
  2. 泡が落ち着いたら、スタウトビールをゆっくりと半分注ぎます。
  3. バースプーンで軽く1回転、ステアして出来上がり。

 

 

※スタウトビールを先に注ぐ場合、

泡立ちを一旦落ち着つかせてから次にシャンパンを注ぎます。

 

 

 

 

「作り方のポイント!」

ブラックベルベットの作り方で気をつけたいのが注ぎ方です。

注ぐ順番はどちらの材料からでもいいのですが、

先に注いだ泡が落ち着いたら、もう一方を注ぐのがポイントです。

 

また、注ぎ方として2つの材料を同時に注ぐ作り方もありますが

これは演出面で効果的ですが、その分技術も必要です。

なぜなら、スタウトビール(黒ビール)は泡立ちが活発な材料なため

同時に注ぐことでグラスの半分が泡状態になる程、技術が求められます。

 

ステアすることについては、黒ビールの泡立ちを活発化させない事や、

材料を注いでいる時点で混ざり合っているという理由で

ステアしないで仕上げる作り方もあり、その点はBARによって考え方が異なります。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. シャンパンは予め冷やしておきます。

 

2. スタウトの適温は常温に近い温度なので冷やし過ぎないのがポイントです。

 

3. 氷を一切使わないため、使用するグラスも冷やしておきます。

※グラスに汚れがあるとビールの泡が立ちやすいので注意!

 

4.  味わいの好みによって、黒ビールとシャンパンの分量を調整しましょう。

※使用するシャンパンがしっかりとした味わいなら、黒ビールよりも少なめに注いでOK♪

 

 

 

【ブラックベルベットからのバリエーション】

 

・黒ビールをオレンジジュースに変えて作ると 「ミモザ」のカクテルに!

・黒ビールをカシスリキュールに変えると 「キールロワイヤル」のカクテルに!

・シャンパンをビールに変えると 「ブラック&タン」のカクテルに!

 

 

 

 

 

最後に

 

ご自宅でつくる場合はコスト面を考えると、

シャンパンでなくてもスパークリングワインでも充分です。

 

またお試しで作ってみたいときは、

ボトルサイズもフルサイズではなく、ハーフサイズで良いと思います。

ただ他のシャンパンカクテルも作りたいならフルサイズでもいいですね。

 

 

ブラックベルモットのカクテルは

他のカクテルにも共通して言える事ですが、

使用するシャンパンや黒ビールの種類によって味わいは異なります。

そのため黒ビールの銘柄を変えて作ってみたりなどして、

自分好みの組み合わせを探してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

今回はカクテルのブラックベルモットをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

photo by: ume-y

2016年3月28日 11:11 カテゴリー: カクテル

2016.03.06

ブラックアイ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

今回は、「ブラックアイ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

ビールベースの代表的なカクテルといえば

「シャンディガフ」や「レッドアイ」などが挙げられますが、

このブラックアイのカクテルは、あまりメジャーなカクテルではありません。

 

しかし作り方としては、

黒ビールとトマトジュースを半々で割って頂くことで

どなたでも簡単に作れるカクテルです。

たった2種類のみの材料を用意するだけでチャレンジもしやすいですね♪

 

ブラックアイのアルコール度数としては2~3度前後と軽めになっています。

 

 

 

ビールベースのブラックアイとは? (Black Eye)

 

このカクテルは、ビールベースとなっています。

 

レシピを見るとわかりますが、

ブラックアイは、レッドアイのアレンジ版ともいうべきカクテルです。

 

レッドアイがトマトジュースを使う赤色のカクテルなら、

ブラックアイは黒ビールを使用することで黒色のカクテルとなります。

 

レッドアイに比べて、黒ビールの濃さが特徴的で、

そこに似たような濃さのトマトジュースを加えるので

味わいは濃厚でしっかりとしたカクテルです。

 

 

ブラックアイのカクテル名の由来とは?

 

ブラックアイはその名から「黒い瞳」という意味ですが、

ただ単にレッドアイのレシピをアレンジして作られたところから

名付けられたカクテルのようで、そんなに深い意味はありません。

 

このカクテルの別名として、

「ダークアイ」「ブラックレッドアイ」とも呼ばれます。

 

 

 

 

 

【同じ名前のカクテルで存在するブラックアイ】

 

黒ビールとトマトジュースでつくるレシピ以外に

同名の「ブラックアイ」と呼ばれるカクテルがあります。

 

ビールをコーラで割ったものを「コークビア」と呼びますが、

これも別名で「ブラックアイ」とも呼ばれているようです。

ただビールとコーラは 「ディーゼル」という名のカクテルですね。

 

またショートスタイルで作る同名の「ブラックアイ」もあります。

こちらのレシピは全く異なるもので、

ウォッカとブラックベリーのリキュールをシェイクして仕上げます。

当然、ビールベースの物に比べアルコール度数も高めです。

 

 

 

ブラックアイの作り方について

 

ブラックアイは特別な道具を用意しないで作れます。

カクテルであるブラックアイのレシピは

黒ビールとトマトジュースを1:1の割合で注ぐ作り方です。

 

 

【用意するもの】

  • 黒ビール
  • トマトジュース
  • ピルスナーグラス(もしくは大きめのタンブラー)
  • バースプーン (スプーンで代用OK)
  • レモンスライス(お好みで)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

ブラックアイに氷は入れません。

 

 

  1. 黒ビールをピルスナーグラスに半分注ぎます。
  2. グラスを傾け気味にしてトマトジュースをゆっくりと半分注ぎます。
  3. バースプーンで1回転ステアしたら、出来上がり。

 

 

※少し余談ですがアメリカのコーヒーの飲み物に、

ドリップコーヒーにエスプレッソを2杯加えてつくる飲み方を

ブラックアイとも呼ぶそうですよ。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. トマトジュースは予めほどよく冷やしておきます。

 

2. 氷を一切使わないカクテルの為、グラスも冷やしておきます。

※グラスのホコリ等の汚れはビールの気泡を粗くするため注意。

 

3.  味わいの好みによって、黒ビールとトマトジュースの分量を調整しましょう。

 

 

【ブラックアイからのバリエーション】

 

・黒ビールをビールに変えて作ると 「レッドアイ」のカクテルに!

・黒ビールをノンアルコールビールにすると「バージンブラックアイ」に!

 

 

 

最後に

 

作り方こそ簡単なカクテルですが、バーではメニュー表記されていても

そんなに数多く注文されるカクテルではありません。

 

しかしブラックアイは低アルコールとなりますので

お酒があまり強くない方でも楽しんでいただけますが

好みが分かれる個性的なカクテルです。

 

 

今回はカクテルのブラックアイをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

2016年3月6日 13:00 カテゴリー: カクテル

2015.11.13

ブラックアンドタン -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ブラックアンドタン(ブラック&タン)」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

黒ビールを使ったカクテルとなるのが「ブラックアンドタン」です。

ブラックアンドタンのレシピは、黒ビール(濃色)とビール(淡色)の2種類のみを使います。

なので、タイプの違うビール同士を合わせて作るカクテルとなります。

 

味わいは基本的に、味の濃さが特徴的な黒ビールの風味が全面的に出る味わいとなります。

ブラックアンドタンのアルコール度数は約5~6度前後のカクテルです。

 

 

 

 

ビールベースのブラックアンドタン (Black&Tan)

 

このカクテルは、ビールベースとなっています。

 

ですが・・・

ビールベースとは言っても、材料はビールだけです。

 

 

最近では特徴のあるクラフトビールが人気になっていますが、

黒ビールは味が濃いせいか、他のビールに比べると日本ではさほど人気がありません。

好みが分かれるのが黒ビールです。

 

 

使用する黒ビールの銘柄は特に決まりが無く、

黒ビールの代表格とも言える「ギネス」や日本の黒ビールでも構いません。

 

例えば、

海外ビール同士で「ギネス」と「バスペールエール」

海外と日本のビール同士で「ギネス」と「プレミアムモルツ」

同じ日本ビール同士で「東京ブラック」と「ヱビス」

 

といったような組み合わせパターンなどができます。

 

 

カクテルのブラックアンドタンは、別名として「ハーフ・アンド・ハーフ」とも呼びます。

イギリスでハーフ&ハーフは、濃色ビールと淡色ビールを半々に注いで作ること。

つまり、2種類の飲み物をグラスに半々で注いで作る飲み方のひとつです。

 

 

 

 

 

ブラックアンドタンの意味とは?

 

ブラックアンドタンとは犬の毛色で、眉や頬や足の部分が茶色く黒い犬のことです。

 

ブラックアンドタンのブラックは「黒」、

タンとは「褐色」の意味でベージュや濃い茶色が混ざっているカラーのことです。

つまり、黒毛のダックスフンドやドーベルマンのような毛色の犬種を

ブラック&タン、もしくはブラックタンと言います。

 

 

BLACK&TAN

 

 

 

 

では何故、

「ブラックアンドタン」というカクテル名が付いたかと申しますと

 

「ビール」と「黒ビール」の比重の重さを利用して上手く注ぐと

グラスの中で黒色と茶色の2つの層に分かれます。

その色合いが前述した犬種の色のように表現されているからです。

 

 

BLACK&TAN カクテル

 

 

 

ブラックアンドタンの作り方について

 

ブラックアンドタンの作り方はビールと黒ビールを1:1の割合で注ぎます。

基本的にアルコールのみのレシピで、ビールと黒ビールを合わせたカクテルです。

 

注ぐ上でのポイントは、2つの層にできるかどうかです。

きれいな層を作るために本来は、

バースプーンやブラックアンドタン専用のスプーンを使い黒ビールを注いでいくのですが、

たとえ、ビール同士が混ざったとしても味わい的に問題はありません。

 

 

 

【用意するもの】

  • ビール(ペールエール・ピルスナータイプ)
  • 黒ビール(スタウトタイプ)
  • ピルスナーグラス(または12オンスタンブラー)
  • バースプーン (無ければ大きめのスプーンで代用可)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

ブラックアンドタンに氷は入れません。

 

 

  1. ビールをピルスナーグラスに半分注ぎます。
  2. その後、バースプーンの背をグラスの内側にあてます。
  3. バースプーンの背からゆっくりと黒ビールを半分注ぎます。
  4. 2つのきれいな層になったら出来上がり。(混ざっても問題ありません)

 

 

※グラスのサイズによって分量は調節して下さい。

※黒ビールを注ぐハーフ&ハーフ専用のスプーンが販売されていますが、

バースプーンが無ければ代用でスプーンを使ってもOK!

 

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ビールと黒ビールは予めほどよく冷やしておきます。

 

2. なるべくホコリ等の汚れがない大きめのピルスナーグラスを使います。

 

3. 本来は半分ずつの割合ですが好みによって、ビールと黒ビールの分量を調整しましょう。

 

 

 

 

【ブラックアンドタンからのバリエーション】

 

・黒ビールをジンジャーエールに変えると 「シャンディガフ」に!

・黒ビールをトマトジュースに変えると 「レッドアイ」のカクテルに!

・黒ビールをウォッカに変えると「ヨーシュ」という名のカクテルに!

・ビールをシャンパンに変えると 「ブラック・ベルべット」に!

・ビールをトマトジュースに変えると 「ブラックアイ」というビアカクテルに!

 

 

 

 

 

最後に

 

BARではブラックアンドタンのカクテルのように、

ベルモットというお酒もまた「ハーフ&ハーフ」と呼ぶ飲み方があります。

言ってみれば、シャンディガフやレッドアイも2つの材料を半分で割るため

同じ部類と言えます。

 

 

またブラックアンドタンという名前のノンアルコール版もあります。

こちらのレシピは全く異なりますが、お酒が飲めない方でもおすすめです♪

 

 

 

今回はカクテルのブラックアンドタンをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

photo by: Tony Alter photo by: ukahbob777

2015年11月13日 15:15 カテゴリー: カクテル

2015.11.09

レッドバード -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「レッドバード」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

このレッドバードはウォッカとトマトジュース、そしてビールで作るレシピです。

つまり、ブラッディメアリーのレシピにビールを加えたカクテル。

または、レッドアイのレシピにウォッカを加えたカクテルとも言えます。

 

 

レッドバードのカクテルは、

トマトジュースのテイストにちょっとしたビールのほろ苦さを合わせて作るため、

「トマトジュースを単体で飲むのは苦手だけど、他の材料で割っているから飲める」という

そんな感覚で味わっている方もいる程、さっぱりと飲みやすい味わいです。

 

アルコール度数は8~10度前後となり、ビールカクテルが好きな方にお薦めです。

 

 

 

ウォッカベースのレッドバード (Red Bird)

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

 

トマトジュースは濃厚な味わいのため好き嫌いが分れるドリンクですが、

カクテルとしてビールで割ることで、トマトジュースの濃厚さが薄まり

比較的飲みやすい仕上がりとなります。

 

また、個性の強いビールは味わい的に合わせにくいため、

普通に流通している大手ビールメーカーの

「スーパードライ」「一番搾り」「ザ・プレミアム・モルツ」等といった、

親しみのある飲みやすいビールを使うのがいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

レッドバードのカクテル名の由来とは?

 

レッドバードはそのまま訳すと「赤い鳥」という意味になりますが、

そのカクテルの由来そのものは不明です。

 

レッドバードは前述したレッドアイやブラディーメアリーのように

レシピ内容の近いカクテルのため、

名前の由来というよりはそれらのバリエーションカクテルとして作られたのでしょうか?

 

 

 

レッドバードの作り方について

 

レッドバードの作り方は、材料を入れる順番さえ間違えなければ

至って簡単に作れるレシピとなっていますのでご紹介します。

 

【用意するもの】

  • ウォッカ
  • トマトジュース
  • ビール
  • タンブラーグラス  (もしくはピルスナーグラス)
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)
  • メジャーカップ (無くてもOK)

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

  1. タンブラーグラスにウォッカ30ml入れます。
  2. 次にトマトジュースを60ml入れます。
  3. 一度、2つの材料をステアして混ぜます。
  4. その後、ビールを適量注ぎます。
  5. バースプーンをグラスの底から2~3回持ち上げるように混ぜて出来上がり。

 

※アルコールをもう少し感じたい場合は、

ウォッカを45mlで注いだり 、トマトジュースをその分減らて仕上げます。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ウォッカ・トマトジュース・ビールは予め冷蔵庫で冷やして使います。

 

2. 生のトマトをカットして潰しトマトジュースと半々に入れると一層楽しめます。

 

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(お酒が弱い方ならウォッカの量を減らし分量を調整します)

 

 

 

【レッドバードからのバリエーション】

 

・ビールを日本酒に変えて作ると「ゲイシャガール」のカクテルに!

・ビールを西洋わさびに変えて作ると「レッドフランネルズ」のカクテルに!

・ビールをチキンコンソメに変えると「クッキンブル」のカクテルに!

・ビールを除いて作ると「ブラディーメアリー」に!

・ウォッカを除いて作るとレッドアイに!

 

 

 

最後に

 

レッドバードとブラディーメアリーとレッドアイはそれぞれレシピが似ています。
つまり、「ビール」「トマトジュース」「ウォッカ」だけの材料を用意して、

その材料を足したり除いたりすることで3つのカクテルが作れます。

 

1.トマトジュース+ウォッカ =ブラディーメアリー
2.トマトジュース+ビール =レッドアイ
3.トマトジュース+ウォッカ+ビール =レッドバード

 

カクテルを勉強したい方はトライアングルカクテルとして覚えておく事をお薦めします♪

 

 

今回はカクテルのレッドバードをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

photo by:Mark Roy

2015年11月9日 15:15 カテゴリー: カクテル

2015.11.06

レッドアイ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「レッドアイ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

ビールカクテルとしてレッドアイは有名です。

レシピは、トマトジュースとビールを半々の割合で割るだけのカクテルとなり、

その手軽さからご自宅でも簡単に作れます。

 

欧米では単にレッドビアやトマトビアの呼名で親しまれているレッドアイですが、

味わいはビールの苦みをトマトジュースで和らげるので、飲みやすいカクテルとなります。

 

レッドアイのアルコール度数は2度前後と非常に低く、お酒の弱い方にもおすすめです♪

 

 

 

 

ビールベースのレッドアイ (Red eye)

 

このカクテルは、ビールベースとなっています。

 

カクテルのベースとして使用するビールは基本的に下面発酵タイプのビールを使います。

10℃以下の低い温度で発酵を行う「ラガータイプ」と呼ばれるビールです。

 

トマトジュースとビールというシンプルなレシピですが、

BARによってはレッドアイに塩やタバスコなどを加えて仕上げることもあります。

 

 

 

レッドアイは「二日酔いで赤くなった目の様子」を意味して、

つい飲み過ぎてしまった二日酔いの朝に飲む、迎え酒として知られています。

 

二日酔いなのであえてアルコールの入っているカクテルを飲む必要はないと思いますが、

ここではトマトジュースがポイントとなっているようです。

 

二日酔いに効果がある成分としてトマトに含まれる「リコピン」が

アルコール摂取で増えるアセトアルデヒドという有害な成分の働きを抑えるそうです。

 

 

 

 

レッドアイのカクテル名の由来とは?

 

レッドアイの意味はそのまま訳すと「赤い目」ですが、

このレッドアイの名前の由来には2つの説があります。

「二日酔いで目を赤くした人が好んで飲んでいた」という説と、

「生卵を割り入れた際にグラスの底から見える卵黄が、赤い目のように見える」という説です。

 

 

1970年代の後半あたりからレッドアイのようなカクテルは飲み始められ、

日本ではレッドアイといえばビールとトマトジュースが基本レシピですが、

欧米では元々そこに生卵を割り、グラスの中に落として飲まれていました。

 

生卵を入れたレッドアイのカクテルレシピは、

トムクルーズが主演を務めた映画「カクテル」の中で、

「バーテンダーの朝食だ」というセリフのシーンと共に登場します。

 

しかし、実際には生卵を入れると味わい的に支持を受けなかった為、

現在のレッドアイは生卵を入れないレシピが一般的になっています。

 

 

 

 

 

レッドアイの作り方について

 

レッドアイの作り方は特別な道具を必要としないため簡単に作れます。

 

コーヒーの世界では、

ドリップコーヒーにエスプレッソをワンショット入れた飲み方をレッドアイと呼びますが

カクテルであるレッドアイのレシピはビールとトマトジュースを1:1の割合で注ぎます。

 

 

また作り方のポイントを挙げるとすれば、注ぎ方の順番です。

お店によっては比重の重いトマトジュースを最後に注いだり、

または炭酸が抜けないよう炭酸系のビールを最後に注いで作ります。

その点はBARによって考え方が異なります。

 

 

 

 

【用意するもの】

  • ビール
  • トマトジュース
  • ピルスナーグラス(もしくは大きめのタンブラー)
  • バースプーン (スプーンで代用OK)
  • レモン、塩、タバスコ、セロリ(お好みで)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

レッドアイに氷は入れません。

 

 

  1. ビールをピルスナーグラスに半分注ぎます。
  2. グラスを傾け気味にしてトマトジュースをゆっくりと半分注ぎます。
  3. バースプーンで1回転ステアしたら、出来上がり。

 

 

※トマトジュースは、無塩タイプと有塩タイプがあります。

(味わいの好みでどちらを使用しても大丈夫です。)

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. トマトジュースとビールは予め冷やしておきます。

 

2. 氷を一切使わないカクテルの為、グラスも冷やしておきます。

※グラスにホコリ等の汚れがあるとビールの気泡は粗くなる原因となるため注意。

 

3. クラマトジュース(はまぐりのエキス入りトマトジュース)や様々なスパイス類を入れて作ると、個性的なレッドアイがお楽しみ頂けます♪

 

4.  味わいの好みによって、ビールとトマトジュースの分量を調整しましょう。

 

 

 

 

【レッドアイからのバリエーション】

 

・ビールをウォッカに変えて作ると 「ブラッディーメアリー」のカクテルに!

 

・既存レシピにウォッカを加えると 「レッドバード」という名のカクテルに!

※つまりレッドアイのウォッカ割りです。

 

 

 

 

 

最後に

 

二日酔いを緩和させるための迎え酒としてレッドアイは、

「アイ・オープナー」や「コープス・リバイバー」といったカクテルと同様に

リバイバーカクテル(回復させるカクテル)とも呼ばれます。

 

 

そんなレッドアイはお酒自体、カクテルの中でも低アルコールとなりますので

お酒があまり強くない方にも楽しむことができるカクテルです。

またノンアルコールビールで割れば「バージン・レッドアイ」になります。

 

レッドアイのカクテルは使うビールの銘柄によって飲みやすさの味わいに差が出ます。

またトマトジュースも各メーカーによってそれぞれ味わいに個性があるので、

ビールやトマトジュースを自分好みに選んでご自宅で作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

今回はカクテルのレッドアイをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2015年11月6日 14:14 カテゴリー: カクテル

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