【 4MIX COCKTAIL 】 BLOG

2015.06.26

ホワイトルシアン -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ホワイトルシアン」のカクテルレシピをご紹介します。

 

ホワイトルシアンは、ウォッカ、カルーア、生クリームの3点で作れるカクテルです。

このカクテルはブラックルシアンのレシピに生クリームを加えたバリエーションの

カクテルとして知られています。

 

 

ホワイトシアンの味わいは生クリームを入れている分、なめらかな口当たりです。

甘口タイプのカクテルとなりますが、アルコール度数は約24~28度程でやや高めです。

 

 

 

 

 

ウォッカベースのホワイトルシアン (White russian)

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

 

ホワイトルシアンは生クリームをフロート(浮かせる)させるのが特徴のカクテルです。

これはお酒と生クリームの液体の比重(重さ)を利用してつくります。

 

また、レシピでは似たようなカクテルで「ブラックルシアン」がありますが、

その味わいよりは生クリームを加えているホワイトルシアンは飲みやすくなっています。

しかしながら、アルコール度数は高めなので

もう少し低アルコールで楽しみたい場合は「カルーアミルク」あたりが良いでしょう。

 

 

 

 ホワイトルシアンのカクテル名の由来とは?

 

ホワイトルシアンの「ルシアン」は、ロシア人やロシア語を意味しています。

そのためカクテルのベースとなっているウォッカはロシア原産国のウォッカです。

 

しかし、名前の由来は定かではありません。

ロシアの厳しい冬をイメージされたり、

白系のロシア人をイメージして名前が付けられた説があるようですが・・・

 

ただ、ホワイトルシアンは「ブラックルシアン」の後に生まれたカクテルで、

コーヒーにクリームを入れて飲まれる人の好みに合うよう考案された

バリエーションカクテルであるようです。

 

 

 

 

 ホワイトルシアンの作り方について

 

ホワイトルシアンはカクテル作りを覚えるにはぴったりなカクテルです。

作り方として特別な道具も必要なく、グラスの中で簡単に作れ、

またグラスの中で2色の層を作ることができます。

 

 

 

 

【用意するもの】

  • ウォッカ
  • コーヒーリキュール(代表的な銘柄カルーア)
  • 生クリーム
  • オールドファッションドグラス (ロックグラスとも呼ぶ)
  • メジャーカップ
  • バースプーン (無ければマドラーやスプーンで代用)

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. オールドファッションドグラスに大きめサイズの氷を入れる。
  2. 次にコーヒリキュール20ml、ウォッカ40mlをグラスに入れます。
  3. バースプーンまたは、マドラーでステアし混ぜます。
  4. 生クリーム15~20mlを静かにフロートします。
  5. 出来上がり。

 

 

※生クリームはお好みで分量を調整してください。

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. 氷は大きめのタイプをグラスに入れ、溶けにくい純氷を使うのがポイントです。

 

2. 生クリームの濃厚さが気になる場合は、生クリームに牛乳を少し足すと良いでしょう。

 

3. 味わいの好みによって、生クリームの分量を調整しましょう。

 

 

 

 

 

【ホワイトルシアンからのバリエーション】

 

・生クリームを除いて作ると「ブラックルシアン」という名のカクテルに!

 

・ウォッカをラムに変えて作ると「ホワイトキューバン」という名のカクテルに!

 

・少量のコーラを加えて作ると「コロラド・ブルドック」という名のカクテルに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

ホワイトルシアンはアメリカ映画の「ビッグ・リボウスキ」を筆頭に他の映画にも登場するほど知られたカクテルです。

生クリームがフロートされているためホワイトルシアンの飲み方は、

生クリームを混ぜずにそのまま飲んで頂いても、初めから混ぜて飲まれても両方楽しめます♪

 

 

今回はカクテルのホワイトルシアンをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2015年6月26日 14:00 カテゴリー: カクテル

2015.06.20

モスコミュール -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「モスコミュール」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

スタンダードカクテルの中でも人気のあるカクテルがモスコミュールです。

アルコールのお酒はウォッカのみを使用して、

シンプルにライムジュースに甘めのジンジャエールで満たしていくのが

お馴染みとなっているカクテルです。

 

モスコミュールの作り方もビルドでつくるため難しくはなく、

味わいはさっぱりとして人気です。

モスコミュールのアルコール度数は約12~15度ほどとなります。

 

 

ウォッカベースのモスコミュール (Moscow Mule)

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

 

モスコミュールのレシピは一般的にジンジャーエールを使用することが多いのですが、

ウィルキンソンのジンジャエールのように、辛口と甘口の2種類タイプがあり、

どちらを使うかで味わいも変わります。

 

 

また本来、モスコミュールの作り方はジンジャービアを使用するレシピが正式でした。

ジンジャービアとは、生姜と糖分に酵母を加えて発酵させて作ったもので、

生姜が持つ本来の辛さに風味が強いのが特徴です。

 

しかし当時の日本ではこのジンジャービアは入手しづらかったため、

その代替品としてジンジャエールが使われたのが今となっては一般的です。

 

また、もう一つの特徴としてグラスではなく銅製のマグカップを使用していました。

銅製マグカップは熱伝導の伝わりが良いので冷たいドリンクをさらに美味しくします。

喫茶店ではアイスコーヒーを入れて提供されるお店もありますね。

 

 

 

 モスコミュールのカクテル名の由来とは?

 

モスコミュールは英語で「Moscow Mule」と綴ります。

 

モスコ(Moscow)は、ロシアの首都である「モスクワ」という意味です。

ミュール(Mule)は、メスのロバとオスの馬の間に生まれた動物のラバ(ミュール)です。

 

つまり、この2つの意味でつくられた造語で、

モスコミュールは「モスクワのラバ」という意味になります。

 

 

さらに紐解くと・・・

モスコミュールの名前の由来ですが、

 

 

このカクテルはロシアが原産国のウォッカを使用します。

そのためロシアの首都であるモスクワをウォッカで表現しています。

 

また、ラバ(ミュール)は後ろ足で蹴るキック力が強い動物であることから、

お酒の持つ度数の強さを「キック」と表現されるため、

モスコミュールと名付けられた語源として、

「ラバに蹴られたくらい強いウォッカベースのカクテル」という意味があります。

 

 

 

スタンダードカクテルになった3つの諸説

 

モスコミュールはアメリカ生まれのカクテルです。

しかし考案された諸説は3つあり、実に面白いエピソードがあります。

 

 

 

「諸説1」

 

1940年代アメリカのハリウッドに店舗を構えるレストラン「Cock’n’ Bull コックンブル」のジャック・モーガン氏によって考案されたカクテルがモスコミュールです。

 

 

イギリスでは夏の風物詩といわれる「ピムス Pimm’s」というリキュールがあります。

そのリキュールを使った「ピムズカップ」というカクテルのために

ジャック・モーガン氏はジンジャービアを大量に仕入れました。

 

しかし、売れるどころかジンジャービアが大量に残ってしまったため、

頭を悩ませたジャック・モーガン氏が、その在庫を減らすために考案したとされます。

 

また同時期にジャック・モーガン氏の友人が銅製のマグカップが売れないで困っていたところ、モスコミュールとして売り出すことを提案しました。

するとやがて人気に火がつき、広まっていったとされます。

 

 

 

「諸説2」

 

当時、ウォッカ市場で遅れをとっていた西ヨーロッパで初のウォッカメーカーである

ヒューブライン社のスミノフ(スミノフ※現ディアジオ社)が、

ブランドの認知度を高めるためにキャンペーンを考案しました。

 

それが、スミノフウォッカで作るモスコミュールを利用した販売促進のキャンペーンです。

 

そしてその頃、同時に銅製マグカップの販売促進を考えていたメーカーと組んで

まずはニューヨークのBarに売り込み、その後広まっていったとされます。

 

広めた戦略はポラロイドカメラによるもので、当時にしてはユニークな手法を使いました。

まずはモスコミュールをバーテンダーに作ってもらい、

それをポラロイドカメラで撮影した写真を他店に持っていく先々で、

「今流行っているカクテル」だと口コミで話題になるよう演出して効果をもたらしました。

 

販売促進の効果もあり、今でこそウォッカブランドの中では有名となったスミノフです。

 

 

 

「諸説3」

 

3つ目の諸説は、前述で登場したジャック・モーガン氏とヒューブライン社が

お互いに手を組んで広まったという説があります。

 

 

 

By: Thomas Duff

 

 

 

 モスコミュールの作り方について

 

このカクテルのポイントはジンジャエールの味わいです。

ジンジャエールといっても様々な銘柄があるため、

どのジンジャエールで仕上げるかによってモスコミュールの味わいが違ってきます。

 

 

 

【用意するもの】

  • ウォッカ
  • ジンジャエール (代表銘柄ウィルキンソン)
  • フレッシュライム(市販のライムジュースでもOK)
  • コリンズグラス (またはタンブラーグラス、銅製マグカップ
  • バースプーン (無ければスプーンで代用)
  • メジャーカップ(無ければ計量カップで代用)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. 生ライムを1/8カットか1/4カットを絞りグラスに落とします。
  2. ウォッカを45ml注ぎます。
  3. グラスに氷を入れていきます。 ※氷を先に入れてもOK
  4. ジンジャーエールを適量注ぎます。
  5. バースプーンをグラスの底から氷を1~2回持ち上げるように軽く混ぜます。
  6. 出来上がり。

 

 

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

 

※お好みでスティック状のきゅうりを入れ、風味づけとして使用されます。

これは、イタリアをはじめヨーロッパでは一般的に添えられています。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ウォッカやジンジャエールの材料は予め冷やしておくと良いでしょう。

 

2. ジンジャエールは辛口や甘口の他、ジンジャービアなどお好みの味で。

 

3. 市販のライムジュースより、フレッシュライム(生絞り)を使うと一層おいしくなります。

 

 

 

【モスコミュールからのバリエーション】

 

・ウォッカをジンに変えてライムジュースをレモンジュースにすると、

  「マミーズシスター」という名のカクテルに!

 

・ウォッカをラムに変えてライムジュースをレモンジュースにすると、

  「スージーテイラー」という名のカクテルに!

 

・ウォッカをスコッチウィスキーに変えると「マミーテーラー」に!

 

・ウォッカをテキーラに変えると 「メキシカンミュール」に!

 

・ウォッカを除くと「サラトガクーラー」というノンアルコールカクテルに!

 

 

最後に

 

このモスコミュールはBarによって、レシピはホントに様々です。

こだわったBARになりますと市販のジンジャエールは使用せずに

ジンジャービアや生姜のしぼり汁を使用したり、

またはウォッカに生姜を漬け込んだものを使用します。

 

それだけモスコミュールもこだわりだすと奥深いカクテルとなります。

 

 

今回はカクテルのモスコミュールをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

photo by: Thomas Duff

 

2015年6月20日 20:45 カテゴリー: カクテル

2015.06.13

サラトガクーラー -ノンアルコールのレシピ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は「サラトガクーラー」というノンアルコールカクテルのレシピをご紹介します。

 

 

このサラトガクーラーは、炭酸系のノンアルコールカクテルです。

レシピは非常にシンプルで、ライム果汁とジンジャエールを材料として使います。

 

レシピで言えばモスコミュールのウォッカを抜けばサラトガクーラーになりますので、

モスコミュールのノンアルコール版カクテルと言えます。

ですから当然アルコール度数はありません。

 

味わいそのものはジンジャエールですが、

BARによって生姜の辛さが強いものから、甘いものまで味わいも様々です。

 

 

 

 

ノンアルコールカクテルのサラトガクーラー

 

このカクテルの主役はジンジャエールとなっています。

ジンジャエールのブランドによって味わいもそれぞれ違っています。

ジンジャエールでも突き詰めていけば、お酒がダメな方でも

本格的なノンアルコールカクテルを個性的に楽しむことができます。

 

 

主なブランドを挙げますと、

 

・ウィルキンソン ジンジャエール

・カナダドライ ジンジャーエール

・neo(ネオ)ジンジャエール

・BCGA フレッシュジンジャーエール

・ブレナムジンジャーエール   など

 

 

一口に、ジンジャエールといっても生姜の風味などによって

辛さが強いものから、逆に辛さを抑えた甘口のジンジャエールがあります。

 

 

 

 

 サラトガクーラーのカクテル名の由来とは?

 

サラトガクーラーの「サラトガ」は、町の名前から由来しています。

 

アメリカに位置するニューヨーク州サラトガ郡の東部にあるサラトガ町は、
鉱泉が湧く温泉の保養地として有名です。

 

また、アメリカ独立戦争中にアメリカの大陸軍が英軍に勝利した戦場として知られ、
「サラトガの戦い」と呼ばれています。

 

 

 

 

 サラトガクーラーの作り方について

 

サラトガクーラーの作り方は実に簡単です。

ジンジャエールにライムを組み合わせるだけですが、

材料のジンジャエールにこだわると、ノンアルコールカクテルでも奥深いものになります。

 

 

 

 

【用意するもの】

  • ジンジャエール (代表銘柄はウィルキンソン)
  • フレッシュライム (市販のライムジュースでもOK)
  • シュガーシロップ (※シンプルシロップともいう)
  • コリンズグラス (※タンブラーグラス)
  • バースプーン (無くてもOK)

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. グラスに氷を入れます。
  2. ライム1/8を絞り、そのままグラスに落とします。
  3. ジンジャエールをグラスにゆっくり入れます。
  4. シュガーシロップを1tsp入れます。※入れなくてもOK
  5. 1~2回軽く混ぜて、出来上がり。

 

 

※お好みでライムを飾ります。

また、そのライムを絞って味わいを調整してください。

 

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ライムジュースは甘味のついた市販のものより、鮮度ある生のライムを絞るのがお薦め!

 

2. 市販のライムジュースと絞ったフレッシュライムジュースでは味わいが違うので注意。

 

3. 自家製のジンジャエールで更にオリジナルのサラトガクーラーを楽しめます。

 

 

 

 

 

【サラトガクーラーからのバリエーション】

 

・シロップをグレナデンシロップに変えてライムジュースを除いて作ると

  「シャーリー・テンプル」という名のノンアルコールカクテルに!

 

・シロップとライムジュースを除いてノンアルコールビールで割ると

 「ヴァージン・シャンディガフ」という名のノンアルコールカクテルに!

 

 

 

 

 

最後に

 

サラトガクーラーはノンアルコールカクテルの定番です。

お酒の苦手な方が気兼ねなくお店でオーダーできますが、

お店によっては使用するジンジャエールが異なるため

サラトガクーラーの味わいが予想以上に辛くて驚くケースがあります。

 

お店で注文する際は、

サラトガクーラーの辛さを確認してから注文するといいかもしれませんね♪

 

 

 

今回はカクテルのサラトガクーラーをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

photo by: F Delventhal

2015年6月13日 17:55 カテゴリー: カクテル

2015.06.08

チャイナブルー -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「チャイナブルー」のカクテルレシピをご紹介します。

 

このカクテルは柑橘系タイプですが、味わいとしてグレープフルーツのさっぱり感と

ライチリキュールの甘い風味を組み合わせて、フルーティーで飲みやすいカクテルです。

チャイナブルーはお酒のカクテルとして、アルコール度数が5~8度と低めです。

 

 

 

 

ライチベースのチャイナブルー (China Blue)

 

このカクテルは、ライチリキュールがベースとなっています。

 

世界三大美女のひとりでもある楊貴妃が愛していた果実といえばライチです。

そのライチを使ったリキュールは、1980年代後半あたりから欧米でも人気となりました。

 

チャイナブルーに使うライチのリキュールには、

「永昌源 茘枝酒(ライチチュウ)」や「パライソ」がありますが、

ライチリキュールの中でも不動の人気を誇っているのがディタ(DITA)という銘柄です。

 

 

 

チャイナブルーのカクテル名の由来とは?

 

チャイナブルーのネーミングからしてチャイナ=中国と想像するかもしれませんが、

ここでのチャイナの意味は、英語で陶磁器(china)のことです。

 

景徳鎮(けいとくちん)を代表する青白色の陶磁器は有名です。

景徳鎮とは、中国の陶磁器生産地として古来から知られています。

 

つまりチャイナブルーの名前の由来は、

陶磁器(チャイナ)の青色(ブルー)が表現されたカクテルで、

青色の陶磁器を意味しています。

 

 

その他では、

カクテルのレシピを見るとライチリキュールを使っていますが、ライチは中国の名産です。

これは名前の由来とは別に、中国をイメージできるお酒として使われたのだと思われます。

 

 

 

 

チャイナブルーの作り方について

 

チャイナブルーのレシピは数種類存在しています。

カクテル本によってトニックウォーターで割るレシピと、割らないレシピがあります。

作り方もシェイクして作るタイプと、シェイクせずに作るタイプに分かれます。

 

今回はトニックウォーターを使ってシェイクせずに作るレシピをご紹介します。

 

 

 

 

【用意するもの】

  • ライチリキュール (代表銘柄はディタ DITA)
  • ブルーキュラソー
  • グレープフルーツジュース
  • トニックウォーター (シュウェップスやウィルキンソン)
  • コリンズグラス (※もしくはタンブラーグラス)
  • バースプーン (無くてもOK)

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をグラスに入れて直接作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. コリンズグラスに氷を入れます。
  2. ディタ30ml・グレープフルーツジュース45mlを入れます。
  3. トニックウォーター45mlで満たしたら、軽くステアします。
  4. グラスの底にブルーキュラソー10mlを沈めたら、出来上がり。

 

 

 

※BARによっては先にブルーキュラソーを入れてステアし、
後からトニックウォーターで満たしていく作り方もあります。

 

※ここで使うブルーキュラソーは色付けの役割をもっています。

ブルー色を濃く出すなら10ml入れますが、分量の入れすぎに注意しましょう。

 

 

 

 

 

【その他にもあるチャイナブルーのレシピ】

 

チャイナブルーに関してレシピが違うのはHBAとNBAという、

それぞれバーテンダーの協会によって公式にしているレシピが全然違うからです。

 

 

 

その1: NBA(日本バーテンダー協会)の公式レシピ

 

ディタ30ml

グレープフルーツジュース45ml

ブルーキュラソー10ml

 

グラス オールドファッションドグラス

※シェイクして仕上げる作り方です。

 

 

 

その2: HBA(日本ホテルバーメンズ協会)の公式レシピ

 

ディタ30ml

グレープフルーツジュース 90ml(フルアップ)

ブルーキュラソー2tsp

 

グラス コリンズグラス

※ビルドで仕上げる作り方です。

 

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. 使用するグレープフルーツジュースは冷やしておくのが良いでしょう。

 

2.市販のグレープフルーツジュースよりも生で絞ったもので作るとより一層楽しめます。

 

3. 味わいの好みやグラスのサイズによって、各材料の分量を調整しましょう。

 

 

 

 

【チャイナブルーからのバリエーション】

 

■ トニックウォーター有りのレシピからバリエーション

 

・ライチリキュールをカンパリに変えてブルキュラを除くと「スプモーニ」に!

・ライチリキュールを白ワインに変えて作ると「上海ブルー」のカクテルに!

 

 

■ トニックウォーター無しのレシピからバリエーション

 

・桂花陳酒を加えて作ると「楊貴妃」という名のカクテルに!

・ブルーキュラソーを除くと「チャイナキス」という名のカクテルに!

 

 

 

 

 

最後に

 

チャイナブルーのカクテルはアルコールが入っていますが度数は比較的に低めです。

それでも全くお酒が飲めない方は、ノンアルコールとしてもチャイナブルーを楽しめます。

レシピはアルコールのリキュール類を、

ライチとブルーキュラソーのシロップに変えることでノンアルコールカクテルにできます♪

 

 

今回はカクテルのチャイナブルーをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2015年6月8日 12:00 カテゴリー: カクテル

2015.05.27

カクテルで必要なお酒

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

カクテルを始めるのに必要なお酒というのは初心者の方にとって、

どんなお酒を揃えればいいのかわからなくて、

まずはネットやカクテル関連の本で調べたりするのではないでしょうか。

 

そこで今回はBARでもよく使われる「カクテルで必要なお酒」をご紹介いたします。

 

 

 

カクテルに必要なお酒を選ぶポイントとは

 

 

BARではよく使われるお酒と、使われる機会の少ないお酒があります。

最初からBARに置いてあるお酒の品揃えをする必要はありませんが、

だからといってむやみにお酒を購入するとカクテルが1種類しか作れなかった・・・と

残念な結果になってしまいます。

 

下記はそんな失敗を防ぐためのポイントをお伝えします。

 

 

 

ポイントを押さえると!

 

・そのお酒1本を購入することでバリエーションが効くカクテルがつくれるかどうか

 

・カクテルのベースとなるお酒であるかどうか

 

 

 

 

とはいってもお酒の銘柄は何がいいのかさっぱりわからないと思います。

また、カクテルの種類が詳しくない状態であれば、お酒の選びようがありません。

 

ただ、スピリッツやリキュールの必要なお酒を初めは安いもので揃えたり、

フルサイズのボトルではなくハーフサイズの購入で試してみた方が失敗を防げます。

 

 

 

 

 

これがあれば迷わないカクテルのお酒を公開!

 

 

ここではカクテルに、何のお酒が必要になってくるのかわからない方のために、

そのお酒の代表的な銘柄の名前と、そのお酒でつくれるカクテルの名前をご紹介します。

 

 

1 スピリッツ

 

4大スピリッツと呼ばれる下記のお酒は、カクテルのベースとして使われます。

最初にそろえておくべきお酒はこのスピリッツ系です。

特にジンウォッカは合わせる材料を選ばないため、他との相性が幅広く必要不可欠です!

 

 

 

【ジン】

代表的な銘柄は、ビフィーター、タンカレー、ゴードン、ヘンドリックス

代表的なカクテルは、ジントニック、ジンライム、ホワイトレディ、マティーニなど

 

 

 

【ウォッカ】

代表的な銘柄は、スミノフ、スカイ・ウォッカ、ストリチナヤ

代表的なカクテルは、モスコミュール、ソルティードッグ、バラライカなど

 

 

 

【ラム(ホワイト)】

代表的な銘柄は、バカルディ、ロンリコ・ホワイト、ハバナクラブ3年

代表的なカクテルは、キューバリブレ、モヒート、ダイキリなど

 

 

 

【テキーラ】

代表的な銘柄は、ホセ・クエルボ、サウザ・シルバー、パトロン

代表的なカクテルは、メキシコーラ、マルガリータ、テキーラサンライズ、マタドールなど

 

 

 

 

 

2 リキュール

 

リキュールはBARでも欠かすことの出来ないほど必要なお酒です。

フルーツ系やハーブ系、コーヒー・ナッツ系などのリキュールから、

特にフルーツ系のリキュールはジュースや炭酸飲料で割ることで簡単にカクテルが作れます。

 

 

 

【コアントロー(オレンジ系のフルーツリキュール)

代表的な銘柄は、コアントロー(コアントロー社が造るホワイトキュラソー)

代表的なカクテルはコアントロートニック、XYZ、マイアミなど

 

 

 

【カシス(ベリー系のフルーツリキュール)

代表的な銘柄はクレーム ド カシス(ルジェ)、クレーム ドカシス・ド・ディジョン

代表的なカクテルはカシスオレンジ、カシスソーダ、キール、キティなど

 

 

 

 

【ペシェ(ピーチ系のフルーツリキュール)

代表的な銘柄はクレーム・ド・ペシェ(ルジェ)、オリジナル・ピーチツリー(デ・カイパー)

代表的なカクテルはファジーネーブル、レゲエパンチ、ピーチフィズなど

 

 

 

 

【カンパリ(薬草・香草系のリキュール)

代表的な銘柄は、カンパリ(ダヴィデ・カンパリ社が造るハーブ系リキュール)

代表的なカクテルはカンパリオレンジ、カンパリソーダ、スプモーニなど

 

 

 

 

 

 上記以外にカクテルに必要なリキュールはたくさんあります!

 

・ディサローノ・アマレット(あんずの核リキュール)

・フランボワーズ(木いちごの実のリキュール)

・ディタ(ライチリキュール)

・パッソア(トロピカルリキュール)

 

・マリブ(ココナッツリキュール)

・カルーア(コーヒーリキュール)

・ベイリーズ(アイリッシュウィスキーにクリームを配合したリキュール)

・ゴディバ(チョコレートリキュール)

 

・ブルーキュラソー ※これは色づけとして使うためハーフサイズで十分です。

 

 

 

リキュールに関しては、銘柄を挙げていくとキリがありません。

リキュールの中にはロングカクテル向き、ショートカクテル向きのお酒があります。

どれにしようか迷う場合は、ジュース・炭酸系の両方と相性の良い果実系のフルーツリキュールを選べば間違いありません。

 

 

 

 

3 その他のお酒

 

ブランデーやウィスキーといったブラウンスピリッツは既に味わいが完成されたお酒であるため、ジンやウォッカといったホワイトスピリッツよりもカクテルで使われる数が少なくなります。

 

 

 

【ブランデー】

代表的な銘柄はサントリーXO、レミーマルタンVSOP、クルボアジェVSOPルージュ

代表的なカクテルはサイドカー、アレキサンダー、スティンガー、ホーゼスネックなど

 

 

 

【ウィスキー】

代表的な銘柄(国別)は

バランタイン・ファイネスト、ジョニーウォーカー・赤ラベル(スコッチ)

オールドオーバーホルト、ジムビーム、アーリータイムズ、I.Wハーパー(バーボン)

ジェムソン(アイリッシュ)、カナディアンクラブ(カナディアン)など

 

代表的なカクテルは

マンハッタン、ニューヨーク、ミントジュレップ、ラスティネイル、

ゴットファーザー、アイリッシュコーヒーなど

 

 

 

 

以下のお酒もカクテルのベースに必要なお酒類です。

 

・白ワイン

・赤ワイン

・ベルモット(フレーバードワイン)

・ビール

・シャンパン(スパークリングワイン)

 

 

 

 

これらのお酒に関してもカクテルのベースとなるお酒ですが、

ボトルならフルサイズではなくハーフサイズがあればそれで充分です。

上記で挙げていったお酒は最初からすべて必要とするものではありませんが、

やみくもに購入するよりはカクテル作りの参考になるはずです。

 

 

 

 

 

 

最後に

 

以上が、カクテルをつくる上で必要になるお酒です。

 

スピリッツやリキュールには同種類のお酒が、ブランドメーカーごとに複数あります。

メーカーによって味に違いがあったり、コストパフォーマンスに優れたものがあったり様々です。

 

 

買ったはいいけど、カクテルを作れるほど使い道がないというケースを防ぐために

まずは、ハーフサイズやミニチュアサイズで試していくことをおすすめ致します。

もちろんフルサイズのボトルが必要と思えば、購入しても構いません。

 

今回は「カクテルに必要なお酒」をご紹介いたしました。

 

 

 

それでは、また。

 

今後とも、4MIX COCKTAILをどうぞよろしくお願いします。

2015年5月27日 22:00 カテゴリー: BAR講座

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