【 4MIX COCKTAIL 】 BLOG

2015.05.20

シーブリーズ -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「シーブリーズ」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

このカクテルはアルコールのお酒がウォッカのみで、

あとはクランベリージュースとグレープフルーツジュースを同じ分量で割ります。

ピンク色を特徴として、味わいそのものは酸味を感じるさっぱりとしたカクテルです。

 

シーブリーズのアルコール度数は材料の分量にもよりますが、約10~13度ほどです。

度数に開きがあるのは、使うグラスによって入れる分量が違うからです。

 

 

 

 

ウォッカベースのシーブリーズ (Sea Breeze)

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

 

シーブリーズはこれといったレシピに決まりがある訳でもないことから、

カクテルの氷がアイスキューブやクラッシュアイスであったり、

ストローをグラスに添えたり、使用するグラス、分量などに統一性がありません。

 

従って、材料さえ同じであればシーブリーズと呼べるカクテルです。

 

 

 

 シーブリーズのカクテル名の由来とは?

 

「海のそよ風、潮風」という意味があるシーブリーズは、

名前のイメージから海辺で飲むような夏向けのカクテルとして連想しがちですが、

季節を問わずどんなシーンでも楽しめるカクテルではないでしょうか。

 

 

 

 シーブリーズの作り方について

 

シーブリーズの作り方には2通りあります。

材料をシェイクして作るタイプと、グラスの中で仕上げるビルドタイプです。

 

また、レシピには材料の分量が異なっていたり、

使用するグラスのタイプも、ロックグラスやコリンズグラス、タンブラーなど様々です。

 

 

 

【用意するもの】

  • ウォッカ
  • クランベリージュース
  • グレープフルーツジュース
  • オールドファッショングラス (またはコリンズグラス等)
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)
  • メジャーカップ(無ければ計量カップで代用)

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をシェイカーに入れて作ります。(シェイクという作り方)

 

  1. カクテルシェイカーに材料を入れていきます。
  2. ウォッカを30ml注ぎます
  3. グレープフルーツジュース・クランベリージュースを各30ml入れます。
  4. 全材料を入れたら軽く混ぜ、シェイカーに氷を入れて振ります。
  5. 冷やした材料をカクテルグラスに注いだら出来上がり。

 

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

(タンブラーで作る場合はウォッカ30ml、グレープフルーツジュースとクランベリージュース各45mlなど)

 

※今回はシェイクで作るレシピをご紹介していますが、ビルドで作ってもOK。

 

 

 

◆ シーブリーズのグラスに入れる氷について ◆

 

シーブリーズのカクテルでグラスに入れる氷が、

レシピによっては小粒なサイズのクラッシュアイスを入れる場合もあります。

一般的にはキューブサイズくらいの氷を使用するかと思います。

そこで、どちらの氷がいいの?と疑問に思う方もいるかと思います。

 

主にシーブリーズのグラスに入れる氷の大きさは

グラスのサイズにもよりますが、大きめの氷を使った方が
クラッシュアイスよりも溶けづらい分、カクテルが水っぽくならないです。

 

そのため、カクテルを楽しむ時間を重視するのであれば

大きめの氷を使う方が良いかもしれません。

 

ただクラッシュアイスで召し上がるのも夏場の雰囲気には向いています。

この点は個人の嗜好にもよりますので、

カクテルをどのように味わいたいかによって使い分けても良いかもしれません♪

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ウォッカやジュース類の材料は予め冷やしておくと良いでしょう。

 

2. ウォッカはプレミアムウォッカを使用することでグレードアップしてみては♪

 

3. グレープフルーツジュースはフレッシュ(生絞り)を使うとより一層おいしくなります。

 

4. 作る上での注意点は、レシピの分量に合ったグラスを選びましょう。

(レシピの分量どおり作って、グラスに注いだら量が足りないといった失敗を防ぎます)

 

 

 

 

 

【シーブリーズからのバリエーション】

 

・グレープフルーツジュースを無くすと「ケープコッダーという名のカクテルに!

 

・グレープフルーツジュースをパインジュースに変えて作ると 「ベイブリーズ」に!

 

・グレープフルーツジュースをオレンジジュースに変えると「マドラス」に!

 

・グレープフルーツジュースをライムジュースに変えてコアントローを加えると、

「コスモポリタン」という名のカクテルに!

 

・ウォッカを無くすと 「バージンブリーズ」というノンアルコールカクテルに!

 

 

 

 

 

 

最後に

 

このシーブリーズは、クセのないウォッカのみを使い、

残りはジュースで割っているため、グレープフルーツジュースの酸味がさっぱりとして

男女ともに楽しめるカクテルでおすすめです。

 

 

今回はカクテルのシーブリーズをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

photo by: Katy

 

 

2015年5月20日 14:00 カテゴリー: カクテル

2015.05.14

コロラドブルドック -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は「コロラド・ブルドック」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

このコロラドブルドック(Colorado Bulldog)のカクテルは、

ウォッカとカルーア、そして牛乳(生クリーム)を材料として使います。

 

さて、ここまでのレシピ内容を見てお気づきの方もいるかと思いますが、

このカクテルは「ホワイトルシアン」のレシピに非常に似ています。

ただコロラドブルドックは、少量のコーラを入れるのが唯一の違いです。

 

 

味わいはカルーアの甘味をミルクで割ることでやさしさを感じさせるカクテルです。

コロラドブルドックのアルコール度数は材料を各30mlでつくる場合、約15~18度ほどです。

 

 

 

 

 

ウォッカベースのコロラドブルドック

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

しかしカルーアも同じ量使いますのでベースと呼べるかはわかりませんが、

ここではウォッカベースとしてご紹介させていただきます。

 

ホワイトルシアンのレシピにコーラを

1ダッシュ(約1ml)ほど風味づけ程度に入れるのが特徴ですが、

タンブラーグラスで作る際、

レシピによってはコーラの量をもう少し増やしてもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 コロラド・ブルドックの作り方について

 

コロラドブルドックの作り方はコーラ以外の材料をシェイクしてつくり、

最後にコーラをグラスの中に約1mlほど振り掛けるのですが、実際はもう少し量が入ると思います。

 

 

 

【用意するもの】

  • ウォッカ
  • カルーア (コーヒーリキュール)
  • 牛乳 (ミルク)&生クリーム
  • コーラ
  • オールドファッショングラス (※ロックグラス)
  • シェイカー
  • バースプーン (無ければスプーンで代用)
  • メジャーカップ(無ければ計量カップで代用)

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料をシェイカーに入れて作ります。(シェイクという作り方)

 

 

  1. カクテルシェイカーに材料を入れていきます。
  2. ウォッカ、カルーア、生クリーム(牛乳)を各30ml入れます
  3. 全材料を入れたら軽く混ぜ、シェイカーに氷を入れて振ります。
  4. 材料をグラスに注いで、最後にコーラを1dash入れたら出来上がり。

 

 

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

※ 1dash (ダッシュ)とは、約1ml程度の分量です。

※牛乳と生クリームを(ハーフ&ハーフ)で作るレシピもあります。

 

 

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. 使用する材料はなるべく冷やしておくのが良いでしょう。

 

2.シェイクして作るレシピですが、ビルドでもつくれます。

 

3. 生クリーム(牛乳)系のカクテルをシェイクする場合、材料が混ざりにくいため通常よりも多く振ります。

 

 

 

 

 

【コロラドブルドックからのバリエーション】

・コーラを除いて作ると 「ホワイトルシアンという名のカクテルに!

 

・コーラを除いて、カルーアをアマレットに変えると「スイートマリア」という名のカクテルに!

 

・ウォッカをテキーラに変えて作ると 「ティファナ・ブルドッグに!

 

・牛乳をギネスビールに変えて作ると 「アイリッシュ・ルシアンに!

 

 

 

 

 

最後に

 

コロラドブルドックはホワイトルシアンのバリエーションカクテルです。

実はカルーアとコーラの相性は良く、隠し味としてコーラを入れることには納得です。

あまり知られていないカクテルですが甘口のテイストを好む方には是非、楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

今回はカクテルのコロラドブルドックをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2015年5月14日 12:00 カテゴリー: カクテル

2015.05.11

テキーラ・サンストローク カクテルレシピのノウハウ

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は「テキーラ・サンストローク」のカクテルレシピをご紹介します。

 

 

このテキーラサンストロークの主なレシピは

テキーラをグレープフルーツジュースで割るカクテルですが、

風味や甘味を補うといった意味でコアントローを隠し味として入れています。

 

たった3つの材料で簡単に作れるため、カクテル作りの練習にも最適です。

テキーラサンストロークの味わいはさっぱりとしたカクテルとなります。

 

 

 

 

テキーラベースのテキーラ・サンストローク

 

このカクテルは、テキーラベースとなっています。

 

テキーラサンストロークは、「テキーラサンライズ」や「テキーラサンセット」といった

「テキーラ〇〇〇」と名前が付いたカクテルの兄弟関係ともいうべき存在です。

 

 

各カクテルのレシピを見てみますと使用されるジュースはそれぞれ、

テキーラサンセットがレモンジュースに対し、

テキーラサンライズはオレンジジュース、

そして、このテキーラサンストロークはグレープフルーツジュースとなります。

 

 

 

テキーラ・サンストロークのカクテル名の由来とは?

 

サンストローク(Sunstroke)は「日射病 (熱中症)」という意味ですが、

テキーラサンストロークは、昼の日差しをイメージしたカクテルといわれています。

 

「テキーラ〇〇〇」シリーズを下記の意味から見て頂くと、

このカクテルの意味がわかります。

 

 

テキーラサンライズ = 日の出 (朝)

テキーラサンストローク = 日差し (昼)

テキーラサンセット = 日没 (夕方~夜)

 

 

 

テキーラ・サンストローク の作り方について

 

作り方は非常に簡単ですがカクテルの特徴として、

コアントローを隠し味として入れることでカクテル全体の味わいのバランスを取っています。

 

 

【用意するもの】

  • テキーラ (ホワイト)
  • ホワイトキュラソー (銘柄はコアントロー)
  • グレープフルーツジュース
  • オールドファッションドグラス  (またはロックグラス)
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)
  • メジャーカップ (無くてもOK)

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. オールドファッションドグラスに氷を入れます。
  2. 次にテキーラを30ml入れます。
  3. グレープフルーツジュースを60ml注ぎます。
  4. ホワイトキュラソー(コアントロー)を1tsp入れます。
  5. バースプーンで材料が混ざるようにステアして出来上がり。

 

 

※1tsp (ワン・ティースプーン)=約5ml

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

※デコレーション(飾り)にレモンスライスとミントチェリーをお好みで飾ります。

 

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. テキーラは予め冷蔵庫で冷やしたものを使うのがポイントです。

 

2. グレープフルーツジュースは生で絞ったもので作ると一層楽しめます。

(ピンクグレープフルーツジュースでアレンジするのもありです。)

 

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(お酒が弱い方ならグレープフルーツジュースの量を増やし調整します)

 

 

 

【テキーラサンストロークからのバリエーション】

・グレープフルーツジュースを無くすと「フレンチカクタス」という名のカクテルに!

・グレープフルーツジュースをライムジュースに変えると「マルガリータ」に!

・元のレシピにグレナデンシロップを加えると「アイスブレーカー」に!

 

・テキーラをウォッカに変えて作ると「フィーバー」という名のカクテルに!

・テキーラをジンに変えて作ると「メインブレイス」という名のカクテルに!

 

 

 

最後に

 

テキーラサンライズとテキーラサンセットは広く知られていますが、

テキーラサンストロークはカクテルの本にも載らないくらい、

あまり知られていないカクテルのためBARでも注文される機会は多くありません。

 

ただカクテル自体シンプルなレシピなのでカクテル作りに一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか♪

 

 

今回はカクテルのテキーラサンストロークをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

 

2015年5月11日 12:00 カテゴリー: カクテル

2015.05.09

ジンリッキー -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ジンリッキー」のカクテルレシピをご紹介します。

 

このカクテルは、3つの材料で素人でも簡単に作れるカクテルです。

ライムを絞り、ジンにソーダ(炭酸水)で満たしていけば作ることができます。

 

ジンリッキーはカクテルの味わいとして、

ライムの酸味とソーダ(炭酸水)の爽快さでさっぱりとした辛口タイプのカクテルです。

またジンリッキーのアルコール度数は約12~14度くらいとなります。

 

 

 

ジンベースのジンリッキー (Gin  Rickey)

 

このカクテルは、ジンベースとなっています。

 

ジンをソーダ(炭酸水)で割るシンプルなカクテルですが、このカクテルの決め手は・・・

「フレッシュライム」です。

 

ジンリッキーはジントニックのレシピに似ていますが、

決定的な違いを挙げるとすれば、ライムの大きさです。

 

ジントニックのライムカットは1/8カットの大きさですが、

ジンリッキーはライム半分の1/2カットです。

 

 

photo by: iskws

 

 

 ジンリッキーのカクテル名の由来とは?

 

アメリカの米軍将校「ジョー・リッキー」という男性が好んで飲んでいたことから、

その名前にちなんで命名された説があります。

しかし、広く知られている名前の由来としては以下の説です。

 

ジンリッキーが誕生したのは19世紀末、アメリカのワシントンDCにある「シューメーカー」というレストランで創作され生まれました。

そのとき初めてこのカクテルを飲んだ「カーネル・ジム・リッキー(Colonel Jim Rickey)」にちなんで名付けられた説が広がっています。

 

ちなみにジンリッキーの別名は「ザ・リッキー」と呼びます。

 

 

 

 

 ジンリッキーの作り方について

 

ジンリッキーはライムを半分の1/2個をグラスの底に入れて、

マドラーでつぶしながら楽しむ飲み方です。

ライムをマドラーでつぶすことでグラスの中で酸味を調整しながら味わいます。

 

使用するグラスは口の広いタンブラーグラスで作ります。

コリンズグラスのように口の狭いグラスではライムの大きさを1/4個にカットしないといけません。

 

 

 

 

【用意するもの】

  • ジン (代表的な銘柄はビフィーター)
  • ソーダ(炭酸水)
  • フレッシュライム
  • タンブラーグラス  (もしくはゾンビグラス)
  • バースプーン (無ければスプーンで代用)
  • メジャーカップ (無くてもOK)
  • マドラー (潰し用)

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. グラスにライム1/2個を軽く絞り、グラスに落とします。
  2. 次にジンを45ml入れて、ステアします。
  3. グラスに氷を入れます。
  4. 冷やしたソーダ(炭酸水)で満たします。
  5. もう1度バースプーンでグラスの底から持ち上げるように軽く混ぜます。
  6. マドラーを添えて出来上がり。

 

 

 

※ ジンリッキーの作り方はお店によって様々です。

 

※ライムの大きさはグラスのサイズによってカットして下さい。

本来は1/2カットですが、少し絞りづらいので1/4カットでも大丈夫です。

1/8カットのライムではつぶしながら酸味を楽しめないので注意してください。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. ジンは予め冷蔵庫や冷凍庫で冷やしたものを使うのがポイントです。

(あえて常温のジンで作る場合もあります)

 

2. ソーダ(炭酸水)も予め冷やしておきます。

 

3.ジンの銘柄を使い分けることで自分好みの味わいを見つけます。

(ビーフィーター、ゴードン、タンカレー、ボンベイサファイア)

 

4.ライムの1/2カットが絞りづらいなら、最後にライムの絞り汁を入れて調整して下さい。

 

 

 

 

 

【ジンリッキーからのバリエーション】

ジンリッキーの名前に付く「リッキー」とは、

スピリッツ(蒸留酒)にライム(またはレモン)を絞り炭酸水で満たして作るカクテルスタイルの1つです。

 

・スピリッツのジンをウォッカに変えて作ると「ウォッカリッキー」というカクテルに!

・スピリッツのジンをラムに変えて作ると「ラムリッキー」という名のカクテルに!

 

 

 

 

 

最後に

 

マドラーを添えて提供されるのがジンリッキーです。

マドラーを活用するのはあくまでライムをつぶして楽しむために添えてあります。

飾り用に添えてあるわけではありませんので注意して下さい。

 

ライムをつぶす際も、激しくマドラーを強く押し付けたりしないでください。

ライムの皮からえぐみが出たり、ソーダ(炭酸水)の気が抜けないようにしましょう。

 

 

ジンリッキーはシンプルなカクテルですが、

作り方の技術や材料の選び方しだいでは奥深いカクテルとなります。

今回はそんなカクテルの「ジンリッキー」をご紹介いたしました。

 

 

それでは、また。

 

 

 

2015年5月9日 14:20 カテゴリー: カクテル

2015.05.06

ブラックルシアン -カクテルレシピのノウハウ-

 

 

皆さん、こんにちは。

4MIX COCKTAILです。

 

 

今回は、「ブラックルシアン」のカクテルレシピをご紹介します。

 

このカクテルは、ウォッカとコーヒーリキュールを揃えれば簡単に作れます。

また使用する2種類のお酒はBARでも欠かせないスピリッツとリキュールですので、

カクテル作りを覚えようとしている方は揃えておくとよいお酒です。

 

ブラックルシアンのカクテルは、甘味を感じる芳しいコーヒーリキュールが大人な味わいで

使用するウォッカで違いますがアルコール度数は約32度前後くらいでやや強めとなります。

 

 

 

 

 

ウォッカベースのブラックルシアン (Black russian)

 

このカクテルは、ウォッカベースとなっています。

基本的なレシピは非常にシンプルで、ウォッカとコーヒーリキュールのみで作ります。

 

ブラックルシアンは他のカクテルに応用が効くため、バリエーションの多いカクテルです。

 

元々、お食事の後に楽しむカクテルとして考案されましたので

食後の場面や、デザート代わりの甘口カクテルとして飲まれてはいかがでしょうか。

 

 

 

 ブラックルシアンのカクテル名の由来とは?

 

このカクテルが生まれた背景は1950年ごろベルギーのブリュッセルで生まれました。

メトロポール・ホテルのとあるチーフバーテンダーが創作したとされるオリジナルカクテルです。

 

そのチーフバーテンダーとは「ギュスターヴ・トップス氏」です。

 

ある日の夕食後、

ホテルの顧客でもあったルクセンブルグ駐アメリカ大使のパール・メスタ女史が、

「何か新しい食後のカクテルを」とリクエストしたことで

即興でつくり提供したのがブラックルシアンの誕生した始まりだそうです。

 

 

材料の組み合わせはコーヒーリキュールとウォッカですが、

コーヒーの色またはカクテルの色がブラックで、

ウォッカの本場であるロシア産のウォッカを使ったことから

「ブラックルシアン」と名前が付けられたのが由来とされます。

 

赤いロシアに対してブラック、

つまり黒いロシアと名付けた説もあるようですが定かではありません。

 

 

 

 ブラックルシアンの作り方について

 

ブラックルシアンの作り方は非常に簡単で、お気軽につくれるカクテルです。

しかしシンプルなレシピではありますが、銘柄の組み合わせ次第でいろいろ楽しめます。

 

ウォッカはスミノフ、ストリチナヤ、アブソルートウォッカなど

コーヒーリキュールはカルーア、エクリッセ、ティアマリアなど

 

 

 

 

【用意するもの】

  • ウォッカ
  • コーヒーリキュール (代表銘柄はカルーア)
  • オールドファッションドグラス (ロックグラスとも呼ぶ)
  • メジャーカップ
  • バースプーン (無ければマドラーで代用)

 

 

 

 

 

【作り方のレシピ】

材料を、グラスに直接入れて作ります。(ビルドという作り方)

 

 

  1. オールドファッションドグラスに大きめサイズの氷を入れる。
  2. 次にコーヒリキュール20ml、ウォッカ40mlをグラスに入れます。
  3. バースプーンまたは、マドラーでステアし混ざったら出来上がり。

 

 

※グラスのサイズによって分量は調整してください。

 

 

 

さらに美味しく楽しむ方法!

 

1. 氷は大きめのタイプをグラスに入れ、溶けにくい純氷を使うのがポイントです。

 

2. コーヒーリキュールを基本的に使いますが、エスプレッソリキュールを使用すると

大人の味わい深さを楽しめます。

 

3. 味わいの好みによって、各材料の分量を調整しましょう。

(飲みやすくするなら少しアレンジして分量を調整します)

 

 

 

 

【ブラックルシアンからのバリエーション】

・ウォッカをテキーラに変えて作ると「ブレイブブル」という名のカクテルに!

 

・ウォッカをブランデーに変えて作ると「ダーティーマザー」という名のカクテルに!

 

・追加で生クリームをフロートさせると「ホワイトルシアン」という名のカクテルに!

 

・コーヒーリキュールをアマレットに変えると「ゴットマザー」という名のカクテルに!

 

・コーヒーリキュールをクレームドカカオ(ブラウン)に変えてジンを加えて作ると

 「ルシアン」という名のカクテルに!

 

 

 

 

 

 

 

最後に

 

ブラックルシアンのウォッカを焼酎で割っても美味しくいただけます。

また、コーヒーリキュールではなくエスプレッソリキュールを使うことで

アルコール版の大人なアイスコーヒとして楽しまれてはいかがでしょうか。

 

お酒だけを材料にしたレシピのブラックルシアンはアルコール度数は高めですが、

お酒が強くない方でしたらコーヒーリキュールをアイスコーヒーにすると

アルコール度数も低くなりますので、お楽しみいただけます。

 

本格的に楽しむ上級者向けとして、コーヒ豆やシナモン、クローブをウォッカに浸け込んだ自家製ウォッカでつくるオリジナルのブラックルシアンをお試しください♪

 

 

 

 

今回はカクテルのブラックルシアンをご紹介いたしました。

それでは、また。

 

 

2015年5月6日 16:15 カテゴリー: カクテル

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